自転車ブーム“第2波”到来 *禍でも好調 スポーツ志向で高額商品も伸長

自転車ブーム“第2波”到来 コロナ禍でも好調、スポーツ志向で高額商品も伸長

2021/01/10 15:00
 猛威を振るう新型コロナウイルス禍の中、昨年、スポーツ分野で好調だったのが、トレーニング機器を含めた自転車関連の売り上げだ。5月に緊急事態宣言が明けたころからの傾向で、当初は「閉鎖されたスポーツジムの代替や、満員電車を避ける通勤手段」とみられていた。ところが、より本格的で高価な商品が売れる“第2波”も到来。自転車販売大手の担当者は「自転車というスポーツそのものの人気が高まっている」と話している。
 ■気軽に
 東京都内のマンションの一室。家事が一段落したチェロ奏者の長山千鶴子さん(49)は、愛用のロードバイクにまたがった。目の前には譜面台に載ったタブレット端末。専用機器で固定した自転車をこぐと、端末にロンドンの町並みが流れた。
 使っているのは米国で開発されたスマートトレーナーという機器。自転車の後輪を外して取り付けると、ペダルをこぐ速さに合わせて画面が動く。インターネット環境があれば、離れた場所にいる仲間との“ツーリング”も可能。長山さんは「日焼け止めが不要で気軽にできる。もし用ができたらすぐにやめられる」と長所を語った。