野蛮 の名の香水 CMに米先住民起用で物議 ディオール

「野蛮」の名の香水、CMに米先住民起用で物議 ディオール

2019/09/07 10:01
「その言葉によって、無知や人種差別主義の度合いはまったく別のものになるのです。言葉が持つ意味について十分に理解するべきです」と、ミネソタ州ローワー・スー・インディアン居留地に住むダラス・ゴールドトゥース氏は述べる。
 ディオールは、ネイティブ・アメリカンのコンサルティング団体「Americans for Indian Opportunity(インディアンが機会を得られることを目指すアメリカ人の会)」を起用してキャンペーンの制作を行った。ニューメキシコ州アルバカーキに拠点を置く同団体は、評判はよいが、論争を招くことも何度かある。2013年に公開された映画「ローン・レンジャー(The Lone Ranger)」の撮影中であったジョニー・デップを、コマンチェ居留地の名誉メンバーとして迎え入れたのも同団体である。
 ローラ・ハリス事務局長は、人々からの反感は予想していたと話す。一方で、ネイティブ・アメリカンは作品にとって不可欠な要素であり、人々に固有の価値や哲学を伝えるものであること。その上、礼儀と敬意をもって撮影が行われたことを明確に伝えたいと述べる。
「まさにソーシャルメディア上で行われているような議論が行われ、人々の関心を高めることができればと願っています」と、ハリス氏はAP通信に話している。
 ハリス氏はさらに、ディオールが香水の名前を変……