ゲランの ミツコ 100周年記念ボトル 金箔装飾をほどこした現代のジャポニスム

ゲランの「ミツコ」100周年記念ボトル 金箔装飾をほどこした現代のジャポニスム

2019/09/16 08:00
 若沖から日本酒、そしてマンガに至るまで、フランスの“日本趣味”は19世紀末の再来のごとく盛り上がっている。フランスのフレグランスメゾン、ゲランの名香「ミツコ」の100周年記念ボトルにも、金沢の箔一が金箔装飾を施した。11月15日発売だ。
 「ミツコ」は、第一次世界大戦後の1919年、フランスでジャポニスムが大流行していた時代に生まれたオーデパルファン。当時、3代目調香師ジャックゲランが、日露戦争を描いた小説「ラ バタイユ」の主人公である日本人女性、ミツコにインスピレーションを受けて創作した香りだ。
 記念ボトルの装飾は、ミツコのコンセプトとなっている日本女性らしさや美しさ、芯の強さを表現。「散らし」と呼ばれる技法を用いて、一つずつ手作業で装飾している。金箔は23.5カラット。豪華な金箔装飾の上からは、カリグラフィーデザイナー中塚翠涛氏が紅白梅を描き、ミツコの控えめながら情熱的な美しさを表現した。価格は9万2,500円(税別)。