IBMがノルウェー産サーモンを追跡する

IBMがノルウェー産サーモンを追跡する

2020/06/28 19:00
ノルウェーの水産物協会(Norwegian Seafood Association)は、IBMとIoT(モノのインターネット)のアテア(Atea)と共同で、同国で養殖されたサーモンの産地証明を行うための追跡システムを開発する。ブロックチェーンの活用が鍵をにぎる。
テスト運用は完了し、複数の養殖業者はIBMの「IBM Blockchain Transparent Supply」の運用を本格的に始める。この取り組みでは、食品追跡プラットフォームの「IBM Food Trust」と同じ基盤技術である「ハイパーレジャー・ファブリック(Hyperledger Fabric)」が使われている。
水産物の宝庫であるノルウェーは、2019年には約270万トンを輸出している。主な貿易国はアメリカとロシア、中国。
ノルウェー・ブランドを守るノルウェー・ブランドを代表するサーモンの品質保証を維持するため、同国の水産業界はブロックチェーンを活用したトレーサビリティの導入に積極的だ。ノルウェーサーモンの偽物は広く出回っていると、アテアのスタイナー・ゾンステビー(Steinar Sønsteby)CEOは話す。
今回の技術はサーモンのライフサイクルのあらゆる側面を追跡する。海中の養殖網にはカメラが設置され、水温(サーモンの成長速度を左右する)、輸送、魚の状態(冷凍か……