芭蕉ファン 俳句ファン必見!― 奥の細道330年 芭蕉 展|松江で光のイベント 水燈路 城周辺を2千個のあんどん

芭蕉ファン、俳句ファン必見!―「奥の細道330年 芭蕉」展

2019/09/21 20:41
「俳句の祖」、「俳聖」と呼ばれる松尾芭蕉(以下芭蕉)、その由来をおさらいしておきましょう。まず和歌(現代の短歌)は五七五/七七の31音です。平安時代には貴族を中心として和歌から遊戯的に発展し「連歌」と呼ばれ、五七五(上の句)/七七(下の句)で区切る短連歌と、数名で短連歌を繋げる長連歌が詠まれるようになりました。その後、室町時代に滑稽さ(俳)と戯れ(諧)を取り入れた「俳諧連歌」が生まれ、江戸時代に「連句」とよばれるようになります。元禄期になり、芭蕉が連句の上の句を独立して詠み「発句」と言うようになり「俳句の祖」と呼ばれるようになりました。しかし、俳句という呼び名は明治期に正岡子規により生まれましたので、「祖」がつくのですね。芭蕉は語句を短くしたことだけでなく、俳諧(おかしみ)から言の葉を昇華させ、一幅の軸のごとく究めたことが特徴と言えるでしょう。第Ⅰ章「名句の響き―芭蕉の筆跡を賞でる」では、芭蕉が各地で詠んだ自筆を中心とした展示です。まず目に飛び込んでくるのがふたりの「芭蕉像」です。小川破笠によるシリアスな芭蕉と松村月溪によるひょうひょうとした芭蕉……月溪の作品は、旅姿の楽しげな表情が旅に生きた芭蕉を彷彿とさせます。
続いて芭蕉自筆作品の書は、句のイメージに合わせたと思われる筆跡が興味深い展示です。中でも、「やまさとはまんさいおそし梅花(やまざとはまんざいお……

松江で光のイベント「水燈路」 城周辺を2千個のあんどん

2019/09/21 19:04
 松江市で21日、国宝松江城や周辺を約2千個のあんどんで照らすイベント「松江水燈路」が始まり、幻想的な雰囲気を市民や観光客が楽しんだ。10月末までの期間中、土日祝日は城周辺の堀川で遊覧船が夜間も就航。あんどんの淡い光に包まれた城下町のたたずまいを船上からも堪能できる。
 松江市観光協会が主催。松江城をライトアップするとともに、二の丸や江戸時代の武家屋敷街に沿う長さ約500メートルの通り「塩見縄手」にあんどんを設置。21日はあいにくの雨だったが、観光客らは普段とは違う表情の名所や、光と影が織りなす風景を笑顔で写真に収めていた。