渋さ炸裂 秀吉が 死んで中に入りたい ほど愛したやき…|浅草仲見世 にぎわいの歴史 台東・中央図書館で企画展…|上野愛咲美女流棋聖 偉業達成にあと1勝――第28期竜…|他

渋さ炸裂。秀吉が「死んで中に入りたい」ほど愛したやきもの、備前焼とは?

2019/09/22 11:00
徳利 銘 トシワスレ 桃山時代 16-17世紀
 日本古来からのやきものである備前焼の展覧会が、「ミホミュージアム」(滋賀県甲賀市)で12月15日までおこなわれている。その『The 備前—土と炎から生まれる造形美—』展に行ってきた。
 同館は、館長が熊倉功さんになって以来、茶の湯に強い美術館になった印象。これまでに茶杓展、茶釜展があり、その渋さにのけぞったが、同館展示の渋さ記録が、今回また塗り替えられそうだ。この備前焼は、日本のやきもののなかでも突出した渋さで、ツウ好みぶりもマックスなのだ。
備前といえば徳利。やきもの愛好家たちの目線の先には、備前徳利の名品(銘 トシワスレ)
 ここで、ちょっと、やきもの解説。やきものには、ガラス質の釉薬を使うことで、表面がツヤツヤのものと、釉薬なしで焼成するため表面がカサカサの「焼きしめ(焼締)」がある。備前は後者。
 中世(平安後期〜室町時代)から、令和のいままで続くやきものの産地(越前、瀬戸、常滑、信楽、丹波、備前)は「六古窯」と呼ばれるが、そのなかで焼きしめ一筋なのは備前だけ。日本を代表する、キング・オブ・カサカサ陶である。
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浅草仲見世 にぎわいの歴史 台東・中央図書館で企画展:東京(TOKYO Web)

2019/09/22 07:07
 十月六日午後二時から浅草寺法善院の塩入亮乗(りょうじょう)住職によるトークイベント「近世〜近代の浅草の転換期」があり、参加者を募集中。申し込みは往復はがき(一人一枚)に「第一回トーク・イベント 十月六日」と明記の上、氏名、住所、電話番号を記入し、同館(〒111−0035 台東区西浅草三の二五の一六)に郵送する。ホームページからも応募できる。今月二十五日午後五時締め切り。十二月八日には、浅草観光連盟の冨士滋美会長によるトークイベントもある。問い合わせは、同館=電03(5246)5911=へ。

上野愛咲美女流棋聖、偉業達成にあと1勝――第28期竜星戦決勝は9月23日対局(古作登)

2019/09/22 05:48
 囲碁のテレビ棋戦、第28期竜星戦(囲碁・将棋チャンネル主催)で上野愛咲美女流棋聖(17)が男性トップ棋士を次々と破って決勝に進出している。
 決勝トーナメント1回戦で高尾紳路九段(42)、準々決勝は村川大介十段(28)、準決勝は許家元八段(21)と相手はビッグタイトル経験者ばかり。9月23日に行われる決勝の相手は公式戦優勝5回、七大タイトル挑戦5回の実績を持つ一力遼竜星(22)。
 全棋士参加棋戦で女流棋士がここまで勝ち進んだのは史上初の快挙だ。
平安時代から囲碁の強い女性は存在した 日本に囲碁が伝わったのは奈良時代以前と考えられており、宮中の女性にも広まった。平安時代の文学作品「源氏物語」や「枕草子」には女性が碁を打つ場面がしばしば登場し、使われている囲碁用語が高度なことから作者の紫式部や清少納言は有段の腕前ではないかと推測される。
 武士の台頭した鎌倉時代以降、碁は男性中心に楽しまれていたようだが江戸時代に入ると再び女性の名手が表舞台に登場する。囲碁家元である林家分家の養女・林佐野(1825~1901年)は16歳で初段を認められ、のちに四段まで進んだ。
 林は明治維新にともない家元制が崩壊したあとの囲碁界の立て直しに尽力、女流囲碁の伝統を復活させただけでなく囲碁結社・方円社の創立にも関わった。林の養女・林文子(1875~195……

小松に残る 芭蕉の足跡 市立博物館で特別展示

2019/09/22 05:08
 同館の津田隆志参事は「三百三十年の節目を機に、芭蕉が小松を訪れたことに触れ、俳諧についても興味を深めてほしい」と話している。十一月二十四日まで。午前九時から午後五時まで。一般三百円、高校生以下無料。月曜休館だが、月曜日が祝日の場合は翌日休館。

「侍」展 甲冑と刀剣の変遷解説

2019/09/22 05:00
 特別展では、平安時代中期から桃山時代までの約600年間に実戦で使われた刀剣や甲冑など、全国の博物館や神社が所蔵する約150点を展示している。
 堀本学芸員は約150人の聴衆を前に甲冑の変遷などを説明。平安中期~鎌倉時代には騎馬戦の従者が着ていた「腹巻(はらまき)」を、南北朝時代には上級武士が着けるようになったとし、「戦闘法に合わせて、どう変化していったのかを見てほしい」と呼びかけた。
 特別展は11月4日まで。10月19日には、国学院大大学院の近藤好和講師による講演「中世合戦の実像」もある。観覧料は一般1500円、高校・大学生900円、中学生以下無料。問い合わせは市博物館(092・845・5011)へ。

信徒発見劇 守り伝える「ローマ法王歓迎の機運高めたい」

2019/09/22 05:00
 「我らの胸、あなたの胸と同じ」
 18日夜、長崎市のカトリック長崎大司教館で、信徒らが練習に励んでいた。1865年3月、大浦天主堂で、浦上村(現長崎市)の潜伏キリシタンの信徒十数人が、神父に恐る恐る信仰を告げた場面だ。
 「そしてサンタ・マリアがいた―キリシタン復活物語―」と題した劇は、信徒発見から150年を記念して2015年に初めて上演。これまでに県内をはじめ熊本、北九州各市で7回演じた。長崎大司教区の古巣馨神父(64)が監督・脚本を担当し、司祭や信徒ら約70人が出演者やスタッフとして参加する。名称は「劇団さばと座」。
 ローマ法王は信徒発見の歴史に敬意を示してきた。1981年に長崎市を訪れたヨハネ・パウロ2世は野外ミサで、「ひそかに信仰を守り続けた先祖と、その子孫に、キリストの愛を伝えるために、やってきた」と日本語で語りかけた。古巣神父は、ヨハネ・パウロ2世が同市で執り行った叙階(じょかい)式で司祭に任命された。
 ローマ法王フランシスコは11月23~26日の日程で来日し、24日午後からは長崎市内でミサを予定している。古巣神父は「声を上げられず絶望している人たちに、希望があるということを伝えに来られる。私たちも演劇で、『神様は裏切らない』ということを伝えたい」と述べた。
 劇団の林田殉二さん(67)は当時の野外ミサに参加した一……

書の美 小山やす子「山家集抄帖」 空間感覚生かして表現=島谷弘幸

2019/09/22 04:06
 美麗な料紙をみれば、これが12世紀はじめに作られた「本願寺本三十六人家集」の料紙をもとに作られたことは明瞭であろう。「本願寺本三十六人家集」は、その一部に中国から舶載された宋代の唐紙(からかみ)をも交え、それに倣った日本製の唐紙・染紙や墨流し紙などを交用し、さらに切り継ぎや破り継ぎ、あるいは襲(かさね)継ぎの手法をも駆使し、金銀で草花や蝶(ちょう)、鳥を描くなど、料紙装飾の限りを尽くした冊子本である。
 これは、筆者の小山やす子(1924~2019年)がその再現された「本願寺本三十六人家集」の料紙を用…

秋のお彼岸に食べるのは「おはぎ」か「ぼたもち」か…昔のおはぎの秘密とは?

2019/09/22 04:00
9月23日は秋分の日。「お彼岸」にあたりますが、実はお彼岸は「春彼岸」「秋彼岸」の年2回あります。それぞれ春分の日、秋分の日を中心として前後3日ずつ、あわせて7日間をお彼岸と呼びます。お彼岸のお供え物といえば……おはぎ? それとも、ぼたもち? いったいどっちなのでしょうか? 一般的には春彼岸にお供えするものを「ぼたもち」、秋彼岸にお供えするものを「おはぎ」と呼ぶようです。それぞれ、春彼岸の頃に花が咲く牡丹(ボタン)にちなんで「ぼたもち」、秋彼岸のころに花が咲く萩(ハギ)にちなんで「おはぎ」と名付けられたという説もありますが、つぶあんをぼたもち、こしあんをおはぎという説や、その逆だという説、さらに、外国語が由来という説、おはぎは女言葉だったという説など、語源については諸説紛々、実に様々です。そのうえ夏には夜船(よふね)、冬には北窓(きたまど)と呼ぶこともあるそうで、日本人のこの食べ物に対する執着の深さには驚かされますね。

静岡)清水港に海づり公園建設中 タイ釣り文化継承へ

2019/09/22 03:00
 静岡市清水区にある清水港の新興津(おきつ)地区で、「清水港海づり公園」の整備を市が進めている。江戸時代からクロダイ釣りが盛んだが、一度は寂れた釣り場。地元の釣り船店や愛好家も巻き込み、子どもの「食育」にも活用できる施設を目指している。
 9月上旬、富士山がぼんやりと見え始めた午前5時ごろ。清水港沿いにある老舗「山本釣船店」から、クロダイ目当ての約10人が分乗した数隻の船が海に出た。「チヌ(クロダイ)の団子釣り」におからを使うのが清水特有の方法と言われ、エサにつけた釣り針を隠すようにおからや穀物を練り合わせた団子で包む。団子は海中で割れ、おびき寄せられた魚がエサに食いつく仕組みだ。
 午後3時ごろまでの成果は全体で10匹ほど。過ぎ去った台風の影響で海が濁っており、普段の半分ほどという。
 ここから6キロほど船を北に走…

埼玉)緑、新旧の街並みを堪能 川口ツーデーマーチ

2019/09/22 03:00
 初秋の川口を散策する第12回川口ツーデーマーチ(川口市、県ウオーキング協会など主催、朝日新聞さいたま総局など共催)が21日、開幕した。涼しい風が吹き抜ける中、参加者は新旧の街並みを見ながら思い思いに楽しんだ。
 初日の「日光御成道ルート」は40、30、20、10、5キロの5コース。うち4コースの発着点となった中央会場の戸塚中台公園は市北部の緑が豊かな市民の人気スポット。北海道~広島県から集まった972人は、公園の竹林をくぐり抜けて大正時代に建設された旧田中家住宅や江戸時代に開削された見沼通船堀などの史跡を含む市街地や荒川土手沿いを訪ね歩いた。
 川口市内に住む小平実さん(47)は家族5人で5キロに参加した。「同じ市内に住んでいるが、歩いていて知らない遊歩道に気付くなど新しい発見があり、楽しかった」と話した。
 最終日の22日は植木の里安行を中心とした「安行ルート」。5~30キロの4コースで発着点はすべて戸塚中台公園。当日受け付けは午前7~11時で各コースの出発時刻まで。計300人で締め切る。参加料は千円(中学生以下無料)。(堤恭太)