福島・小峰城跡の石垣 復興の力に|刺繍めでたい掛袱紗 陶芸家・山本さん コレクション展…|拭いて 三条大橋補修 スマホ用小物で寄付|他

福島・小峰城跡の石垣 復興の力に

2019/11/06 17:19
 その石垣も、2011年3月に起きた東日本大震災の震度6強の揺れには耐えきれず、本丸の南面など9カ所で崩れ落ちた。10年8月の史跡指定からまだ7カ月。市文化財課によれば、崩れなかった場所でも石組みが緩むなどの被害が相次ぎ、さらに震度5強の余震で、もう1カ所でも石垣が崩れた。被害は全長2キロのうち約160メートル、面積約1500平方メートルに及んだ。
 震災の9カ月後、市は石垣の修理に乗り出した。被災した7千個の石一つひとつに番号をつけ、1個ずつ前後左右上下の6方向から写真を撮り、被害状況を正確に記録した「カルテ」をつくった。
 石の撤去とカルテづくりだけで…

刺繍めでたい掛袱紗 陶芸家・山本さん、コレクション展 高取 /奈良

2019/11/06 16:38
 高取町の陶芸家、山本義博さん(72)がコレクションしてきた「掛袱紗(かけふくさ)」の展覧会が、同町下土佐のギャラリー輝で開かれている。掛袱紗は結納などの品を入れた箱に掛けられていたもので、鶴や亀といっためでたい図柄が刺繍(ししゅう)や織物などで表現されている。24日まで。
 山本さんが約30年間かけて京都などで収…

「拭いて」三条大橋補修 スマホ用小物で寄付

2019/11/06 16:35
 東海道の起点で京都市のシンボル「三条大橋」の老朽化した木製欄干を補修・新調するため、コンビニ「セブン―イレブン」運営会社が、京友禅のスマートフォン拭きを24日まで市内で限定販売し、売り上げの10%を市に寄付する。
 三条大橋は1590(天正18)年、豊臣秀吉の命で現在の形に造営され、江戸時代には絵画や浮世絵に描かれて全国に知られた。現在の橋は1950年に架け替えられたコンクリート製で…

♯スマホで棚田 過疎・高齢化、IoTで農家救え 大阪・千早赤阪村

2019/11/06 16:28
 大阪府千早赤阪村で約700年続くとされる棚田の保全に、IoT(モノのインターネット)技術が一役買っている。10月にあった稲の収穫作業で地元農家に代わって汗を流したのは、スマートフォンに送られる動画やデータで生育を見守ってきた村外の「棚田オーナー」たち。保全活動の関係者は「過疎・高齢化で継承が難しくなっている棚田文化を守る切り札に」と最新技術の導入に注目する。【隈元悠太】
 大阪市中心部から車で約1時間。府内唯一の村、千早赤阪村の山あいに広がる「下赤阪の棚田」は鎌倉時代後…

光秀と幽斎、運命の選択 宮津・丹後郷土資料館で企画展 /京都

2019/11/06 16:16
 来年1月に始まるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀が主人公となる。同じく織田信長に仕え娘の玉(ガラシャ)の嫁ぎ先にもなったのが細川家。盟友だった細川藤孝(幽斎)と光秀は、本能寺の変を境に真逆の道を選ぶ。宮津市国分の府立丹後郷土資料館で開催中の企画展「光秀と幽斎」では本能寺の瓦などを展示中。戦国武将が丹後の地で直面した「究極の選択」を知り、歴史の面白さを学ぶことができる。【安部拓輝】
 室町時代の15代将軍足利義昭の家臣だった藤孝。光秀は義昭の足軽衆だったようだ。藤孝は、義昭が織田信…

八女市がNPO支援 ふるさと納税活用、歴史的建造物修復の2プロジェクト 「補完しいい事業」期待 /福岡

2019/11/06 16:13
 八女市は、ふるさと納税の寄付金を使い、市内で活動するNPO法人を支援する制度を今年度から導入し、歴史的建造物を修復する二つのプロジェクトについて10月から納税の受け付けを始めた。多様化、複雑化する行政の課題解決や施策実現のためにはNPOと連携し、専門知識や人脈を活用する必要があると判断した。市によると、自治体がふるさと納税を活用し、NPOの活動を支援するのは珍しいという。【江刺正嘉】
 八女市が支援を決めたのは▽国指定重要無形民俗文化財「八女福島の燈籠(とうろう)人形」が上演される福…

上杉謙信の愛刀、里帰り費用は5億円 岡山・瀬戸内市の懐事情

2019/11/06 16:00
 戦国武将・上杉謙信の愛刀とされる国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」の行方が注目されている。個人の所有で長年岡山県立博物館に寄託されていたが、所有者が売却を模索。「備前長船」で知られる同県瀬戸内市が買い取りに名乗りをあげたが、公費の投入方針に批判が集まり、撤回を余儀なくされた。このため同市はクラウドファンディング(CF)で今年度末までに6億円の寄付獲得を目指すことに方針転換。だが10月末時点で3億3千万円程度で、同市は山鳥毛の“オーナー”になる権利など、新サービスで年度末にむけて巻き返しを図っている。
備前長船の名刀
 山鳥毛は「やまとりげ」と読み、通称は「さんちょうもう」。鎌倉時代中期に同市を拠点とした「福岡一文字派」が鍛えた刀で、刃長は79・5センチ。山鳥の羽毛を連想させる刃紋から愛称がついた。
 岡山県内の個人が所有。平成9年から岡山県立博物館に寄託されていたが所有者が売却の意向を固め、27年にまず、新潟県上越市と本格的な売却交渉を開始した。所有者は10億円を提示し、後に5億円に引き下げたが、鑑定評価額の3億2千万円以内を予算とする上越市と金額面で折り合いが付かず、交渉は29年に頓挫した。代わって所有者から売り込みが行われたのが、瀬戸内市だった。
 これに瀬戸内市が応じた理由のひとつは「市内に国宝も重要文化財もない」(広報担……

「光秀は移動」信長の指令書発見 秀吉、家康らの書状も

2019/11/06 14:30
 光秀は動かした。城をしっかり守れ――。愛知県豊橋市は6日、市内の羽田(はだ)八幡宮所蔵の古文書3点について、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑の書状と確認したと発表した。ほかに室町幕府2代将軍足利義詮(よしあきら)、水戸黄門で知られる徳川光圀(みつくに)の書状も確認された。調査した市中央図書館の岩瀬彰利専門員は「いずれも私設の羽田八幡宮文庫に収蔵されていたことが確認された。公共図書館の原型ともいえる江戸時代の文庫に多くの歴史上の人物の書状が残されていたことは興味深い」と話している。
 この計5点のうち、光圀を除く4点は、江戸時代にこの地を治めていた吉田藩の家老2人が羽田八幡宮文庫に奉納したとされる。ほかにも後二条、後奈良、後陽成天皇によるとみられる文書も調査した。
 羽田八幡宮文庫は1848年ご…

新宮城入城ウオークやシンポ 水野家入部400年で9日に催し:紀伊民報AGARA

2019/11/06 14:30
 和歌山県新宮市で9、10の両日、江戸時代に新宮を治めた水野家の入部400年記念事業としてさまざまな催しがある。シンポジウムや時代衣装を身に着けた新宮城入城ウオークなどを予定している。
 9日午後1時から、同市春日の市役所別館で「水野家入部と新宮の発展」と題したシンポジウムを開催。紀州徳川家や水野宗家の当主による基調講演、ひろしま安芸高田神楽「八岐大蛇」の披露、パネルディスカッションを予定。
 10日は午前9時半から、新宮水野家ゆかりの人たちを中心とした一行約30人による熊野速玉大社から新宮城跡への入城ウオークがあるほか、城跡で舞踊や神楽などが披露される。
 また、川舟に乗って観光ガイドの説明を聞きながら新宮城跡周辺を遊覧する体験も実施。川舟は午前11時から午後3時半まで計8便(各便定員8人)を予定しており、先着で参加者を募集中。対象は4歳以上で、無料。
 城跡ではスポンジの刀を使った、チャンバラ合戦も開催。第1部(午後1時半~)と第2部(同2時半~)があり、定員は各部80人。対象は5歳以上で、無料。希望者は市商工観光課のメール(syoukou@city.shingu.lg.jp)に、参加者全員の氏名、生年月日、参加希望の部、住所、当日連絡可能な電話番号を記入して送ればよい。
 このほか、物産展やガイドツアー、お茶会、城跡のライトア……

東京国立博物館で「正倉院の世界」展

2019/11/06 14:08
 奈良・正倉院と法隆寺の宝物を紹介する特別展「正倉院の世界 皇室がまもり伝えた美」展が、東京・上野の東京国立博物館で開催されている。国際色豊かな飛鳥・奈良時代の資料など約110件を展示すると共に、資料の保存という側面にも光を当てている。月曜休館、24日まで。
 「鳥毛篆書屏風(とりげてんしょのびょうぶ)」のようにキジやヤマドリの羽毛を用いたものや、戦国大名も珍重した香木、象牙など…

河北抄(11/6):きょう開幕した河北工芸展の入賞者の中に、…

2019/11/06 14:02
 きょう開幕した河北工芸展の入賞者の中に、懐かしい人の名前があった。南陽市の染織家川合ひさ子さん(70)。山形県の月山を題材にした「手織り紬衣(つむぎころも) 月山の祈り」でJAL賞に輝いた。
 染織だけでなく、川合さんは「青苧織(あおそおり)」復活のキーパーソンとしての顔も持っている。青苧はイラクサ科の植物で江戸時代「越後縮(ちぢみ)」など高級衣料の原料として珍重され、米沢藩が栽培を奨励した。別名「からむし」とも言われる。
 戦後、栽培が途絶えていた青苧の存在を知り、地元の農家と一緒に再現に尽力したのが川合さんだ。青苧織を使った製品は、全国伝統工芸品推奨品に認定されるなど高い評価を得た。
 製品作りに取り組む川合さんの様子をかつて取材した。生木100キロから1キロも取れない貴重な繊維で織られる作品は、清涼感に富んで美しかった。
 自ら立ち上げた「青苧工房」は昨年30周年を迎えた。「最近は小学生の放課後学習で、青苧を使ったミサンガ作りを教えています」と川合さん。文化伝承へ傾ける情熱は、以前と少しも変わらない。

田中優子の江戸から見ると:山の手入れを怠ったツケ

2019/11/06 13:59
 台風15号、19号では大きな被害が出た。被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げたい。私の家も東京都と神奈川県の境にある境川の支流に面していて、もし境川が氾濫したら浸水する可能性があり、その対策に大わらわだった。
 江戸時代初期も洪水はよく起こった。その原因に気づいた幕府と諸藩は短期間に対策を講じた。それは山の木の伐採禁止令である。江戸時代の家屋は木でできている。燃料も木だ。切らないと生活は成り立たない。そこで出された禁止令は種類を特定した「停止木(ちょうじぼく)」や、山を特定した「留山(とめやま)」であった。その他、川筋の植林奨励や無理な農地開発の禁止なども出された。やがて禁止令だけではなく、切ったら植え…

台風19号 文化財222件被害 白川城跡・富岡製糸場…災害対策に課題

2019/11/06 13:30
 各都県によると、南北朝時代に築かれたとみられる福島県白河市の山城「白川城跡」では土砂崩れが起きた。国指定史跡で、文化庁の調査官が10月24日、現場を訪れ、近くにある国指定史跡の「名勝」南湖公園とともに被害状況を確認した。
 群馬県富岡市の世界文化遺産、富岡製糸場では、国宝の繰糸所の窓ガラスが破損。長野県松本市では明治期に建てられ、和洋織り交ぜた「擬洋風建築」の代表作とされる国宝の旧開智学校校舎で塔屋のしっくいが剥落した。国の名勝に指定され、世界文化遺産である富士山の構成資産でもある三保松原(静岡市)でも、砂が削られ松の根が露出する被害があった。
 神戸大の松下正和特命准教授(資料保存学)は「屋外にある文化財は、過度な対策でその価値を損ねないようにする必要があり、保護が難しい。ただ、建造物や史跡でも可能な範囲で事前に補強などして被害を最低限に食い止めることが重要だ」と指摘する。

帝人グループのヘルスケア事業会社NOMON、第2弾ニュートラシューティカル製品※1「WASAbis(TM) (ワサビ…

2019/11/06 12:09
NOMON株式会社(本社:東京都千代田区)は、2019年11月6日より第2弾ニュートラシューティカル製品として、本わさび抽出物(「ワサビスルフィニル(R)」)を含有する「WASAbis(TM) (ワサビス(TM))」をオンラインストア( https://www.nomonshop.jp/ )において販売開始致しました。
本わさびは、日本原産の植物で、飛鳥時代には滋養源として利用されたと言われています。また、消臭効果や抗菌効果※2を期待されて寿司や刺身に薬味として添えられる本わさびは、高い有用性を期待されて様々な試験が行われています。
「ワサビスルフィニル(R)」※3は、本わさびをすり下ろして抽出し、わさび特有の辛み成分を取り除いた成分で、希少な健康成分である「6-MSITC(6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート)」を含有していることが特徴です。「ワサビスルフィニル(R)」に関しては、その製造元であり、わさび研究のトップランナーとして常に最先端のテクノロジーを導入している金印株式会社により、多くの研究が報告されており、体の中からきれいにする多面的な有用性が期待されております。
NOMON株式会社は、「LIFE IS LONG.」をブランドメッセージとし、全ての人々が、自分を取り巻く様々なことに可能な限りつながりながら、歳を重ねることで……