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おさかな元年~海なし県の挑戦~:駿河湾から甲府、一晩で 「魚食」文化に迫る 帝京大学文化財研・植月学准教授の話 /山梨

2020/01/01 17:09
 鉄道などがなかった江戸時代や明治時代、海のない山梨や長野でも生魚を食べる食文化があった。当時の魚の運搬方法や魚食文化について、帝京大学文化財研究所(笛吹市)の植月学准教授(動物考古学)に聞いた。【聞き手・金子昇太】
 ――生魚をどのように運んでいたのでしょうか。
 ◆駿河湾から甲府まで生魚を運ぶルートがありました。早朝に駿河湾で取れた魚は午前10時ごろに沼津(静岡)の問屋に運ばれ、午後4時ごろ、吉原(同)を出発し、山梨や長野に向かいました。甲府盆地で夜明けを迎え、午前7時ごろには甲府の問屋に到着します。かなりの山道ですが甲府まで一晩で運べました。このルートは「中道往還」と呼ばれています。
 標高が高い地域を通るので山梨では駿河湾で取れた生魚を夏でも食べることができました。夏でも駿河湾の魚…

おさかな元年~海なし県の挑戦~:江戸~明治期の食文化 駿河湾や新潟から生魚運搬 帝京大文化財研・植月学准教授 /長野

2020/01/01 16:56
 鉄道などがなかった江戸時代や明治時代、海のない長野や山梨でも生魚を食べる食文化があった。当時の魚の運搬方法や魚食文化について、帝京大文化財研究所(山梨県笛吹市)の植月学准教授(動物考古学)に聞いた。【聞き手・金子昇太】
 ――生魚をどのように運んでいたのでしょうか。
 ◆駿河湾から甲府まで生魚を運ぶルートがありました。早朝に駿河湾で取れた魚は午前10時ごろに沼津(静岡)の問屋に運ばれ、午後4時ごろ、吉原(同)を出発し、山梨や長野に向かいました。甲府盆地で夜明けを迎え、午前7時ごろには甲府の問屋に到着します。かなりの山道ですが甲府まで一晩で運べました。このルートは「中道往還」と呼ばれています。標高が高い地域を通るので山梨では駿河湾で取れた生魚を夏でも食べることができました。…

おさかな元年~海なし県の挑戦~:養殖に熱い情熱 飛躍する甲信(その1) /長野

2020/01/01 16:56
18年生産量は1600トン  「海なし県」として知られる長野県と山梨県。魚介類とは縁が薄いと思われがちだが、農林水産省の「漁業・養殖業生産統計」によると、実は長野県は2018年の養殖業の生産量が1600トンにも上り、山梨県も951トン。今や、信州を代表する鮮魚にまで成長した「信州サーモン」を筆頭に、江戸時代から伝わる佐久(さく)鯉(ごい)、若手が挑戦するチョウザメ、温泉地の養殖トラフグなど「魚」に情熱を注ぎ込む人々を訪ね、魅力的な漁業資源を紹介する。

麒麟がくる:キャストビジュアルで浅草ジャック? 新仲見世商店街に24枚勢ぞろい!

2020/01/01 16:21
 俳優の長谷川博己さん主演で1月19日にスタートする2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」のキャストビジュアルが、東京・浅草新仲見世商店街に掲出されている。長谷川さん演じる主人公・明智光秀をはじめ、全24枚のキャストビジュアルに番組ロゴを合わせた25バージョンで、掲出は1月25日まで。
 「麒麟がくる」は、安土桃山時代の武将・明智光秀が主人公。1991年放送の「太平記」を手がけた池端俊策さんによるオリジナルで、大河ドラマの原点に戻り、戦国初期の群雄割拠の戦乱の中、各地の英傑たちが天下を狙って、命を懸け、愛を懸けて戦う、戦国のビギニングにして「一大叙事詩」となる。
 私怨により本能寺で織田信長を討った謀反人のイメージを覆す、勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀を、史料がほとんど残っていない20代の青春時代から描写。また、革新的な「魔王」のイメージが強い光秀の主君・信長についても、最近の研究で見直されている保守的かつ中世的な側面も強調し、父の信秀から実直に受け継いだ財政面、経営面での才覚も描く。
 さらに親子2代で美濃を乗っ取ったという説に基づく斎藤道三、反織田勢力を自由自在に操り、室町幕府の再興を果たそうとする権謀術数に長(た)けた第十五代将軍足利義昭や、若く野心にあふれる細川藤孝、松永久秀、今川義元など、一癖も二癖もある群雄たちが、……

今よみがえる黎明の平安京(その2止) /京都

2020/01/01 16:21
大極殿映す平安神宮  平安京は中央北に天皇が住む内裏を中心に官庁などを配置した平安宮(大内裏)があった。南側中央の朱雀門を入った正面に即位礼などの最重要儀礼を行った朝堂院があり、その正殿が現在の京都市上京区にあった大極殿(だいごくでん)だ。1895年建立の平安神宮(同市左京区)の拝殿は平安後期の大極殿を8分の5に縮小し模したもの。1177年の焼失後、再建されなかったその姿を今にしのぶことができる。

今よみがえる黎明の平安京(その1) /京都

2020/01/01 16:21
 「千年の都」京都は794年の遷都から時代の流れとともにその姿を変え続け、造営当時の「平安京」とは大きく異なるものとなった。天皇の住んだ内裏(だいり)(御所)などの中心部は大きく東に寄り、豊臣秀吉の治世下で復興、大改造されて現在の基礎となった。だが2019年、都の内外を隔てる築地(ついじ)塀の羅城(らじょう)や南端の九条大路の跡、東寺と並ぶ官寺だった西寺(さいじ)の主要建物の遺構などが初めて確認され、唐の都・長安(現西安)を手本とした黎明(れいめい)期の左右対称でバランスのとれた平安京の姿が実証された。新たな国づくりのため、この地を選んだ桓武天皇が思い描いた都とはいかなるものだったのか。紙上によみがえらせてみよう。【大川泰弘、南陽子、矢倉健次】

【令和元年 回顧】トラウデン直美が解説、2019年「スポーツ報知社会面大賞」

2020/01/01 15:10
 スポーツ報知社会面での記事の掲載回数や大きさをランキング化する「報知社会面大賞」。13回目を迎えた今年、紙面で最も注目されたのは、天皇、皇后両陛下だった。「令和」に改元された5月1日に即位した天皇陛下と皇后さまに、多くの国民が親しみと感動を覚えた。そんな両陛下の姿、そして皇室を若い世代はどう見ているのか。11月10日に行われた即位パレード「祝賀御列の儀」のNHKの中継番組で的確なコメントが注目された、モデルのトラウデン直美(20)に聞いた。(高柳 哲人)=この記事は2019年12月29日の紙面に掲載されたものです=
 皇室評論家や天皇陛下のご学友ら、そうそうたるメンバーの中に入り、視聴者の心に届くコメントが絶賛された。「とにかく、出演後の反響がすごかったです。本当にいい時間をいただけました」とトラウデン。今年これだけ皇室が注目されたことについては「やはり、生前退位が大きな要因ではないでしょうか」と分析した。
 「『お祭り』とか『ハッピー』という言葉がふさわしいのかは分かりませんが、誰もが前向きに、お祝いをしてもいいという空気の中で行事が行われていたと思います」。生前退位は江戸時代の光格天皇以来202年ぶり、そして憲政史上では初めてだった。昭和天皇が崩御され、「自粛ムード」があった昭和から平成への代替わりとは環境が大きく異なった。
 トラウデン……

受け継がれた皇位のバトン~125代から126代へ~ 皇位継承が行われた1年を振り返る

2020/01/01 13:19
令和2年1月1日行われた令和初の新年祝賀の儀令和になって初めて迎えた新年。
天皇皇后として初めて、両陛下はきょう、皇居・宮殿で「新年祝賀の儀」に臨まれていて、一日の行事の最後に、吹上仙洞御所を訪れ、上皇ご夫妻に新年の挨拶をされます。
憲政史上初めて、江戸時代以来約200年ぶりに、退位による皇位継承が行われた2019年は、4カ月を第125代の天皇が、残る8カ月間を126代の天皇が象徴を務められ、“退位前最後の“、“200年ぶりとなる”、“約30年ぶりの”、“即位後初めての”という枕詞のつく行事が年間を通じて続きました。
年の初めにあたり、そんなレアな1年を2代にわたる「天皇」「皇后」を軸に振り返ります。
“平成最後”“退位前最後の”行事に ~『感謝のうねり』~伊勢の沿道の人々に手を振られた(2019年4月)……