縁起物鮮やか無病息災願う 山形市の新春行事 初市 …|香りや味などで お茶の産地判断 所沢で闘茶会 /埼玉|片品産大豆で ひしお オリジナル調味料 道の駅尾…|他

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縁起物鮮やか無病息災願う 山形市の新春行事「初市」 買い物客でにぎわう

2020/01/12 11:49
 江戸時代から続く山形市の新春の伝統行事「初市」が10日、市中心部の七日町通りなどで開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。
 約1.4キロの通りの両側には、約200の露店が軒を連ねた。色とりどりの団子木や初あめ、長寿を願う野菜「白ひげ」といった縁起物が並び、買い物客は店主と会話を楽しみながら品定めをしていた。
 天童市の主婦木村恵子さん(72)は「長生きできますようにと願いを込め、白ひげを買った。今年も家族全員健康で過ごせたらいい」と語った。
 初市は山形藩主最上義光が治めた江戸時代初期から続く伝統行事。毎年1月10日、「市神祭り」として縁起物などを売り始めたのが起源とされる。

香りや味などで、お茶の産地判断 所沢で闘茶会 /埼玉

2020/01/12 11:45
 狭山茶の産地・所沢市で10日、利き酒のように香りや味などで、お茶の産地を当てる新春恒例の「闘茶会」が開かれた。
 室町時代以降に広がった遊びで「茶歌舞伎」とも呼ばれる。市内の茶業関係者でつくる市茶業協会が毎年開催しており、来賓を含め42人が参加した。
 埼玉、静岡、三重、京都、鹿児島の5府県のお茶を、…

片品産大豆で「ひしお」 オリジナル調味料 「道の駅尾瀬かたしな」で販売 千葉・銚子の技術で熟成 /群馬

2020/01/12 11:44
交流50年  片品村特産の大白(おおじろ)大豆を原材料にした調味料「ひしお」の販売が今月から「道の駅尾瀬かたしな」(同村鎌田)で始まった。
 ひしおは日本の伝統的な調味料。中国から伝わったとされ、奈良時代にはすでに広く普及していたという。大豆と麦の麴(こうじ)を発酵、熟成させたもので、みそやしょうゆの原形といわれる固形の調味料。見た目はみそに近く、味はしょうゆに近い。温かいごはんや生野菜などにそのままつけて食べたり、和洋中華料理にひと味加えたりと、用途は幅広い。
 製造しているのは千葉県銚子市の醸造会社「銚子山十」。片品村と銚子市とは50年以上にわたり、互いの小…

「犯科帳」という古文書が長崎に伝わっている…

2020/01/12 10:30
 「犯科帳」という古文書が長崎に伝わっている。江戸時代に長崎奉行所が扱った判決集である
▼養育料をだまし取って幼児を川に捨てた女を死罪にした。いんちき賭博や偽金造り。娘を食い物にする親や、母の減刑嘆願が実ったのに以後も悪事を繰り返す親不孝息子も裁いた。略奪婚の風習も記録する
▼犯罪にも国際色がある。密貿易を企て、中国人の居住区まで地下トンネルを掘った一味。出島のオランダ人を欺いた通訳の役人がおり、外国人と町民との乱闘も起きた。異教徒の取り締まりはピリピリ緊張。けんかの腹いせに「兄はキリシタン」とうその訴えをした弟が、不届き至極とはりつけになった
▼年中行事にも目を光らせる。祭りや精霊流しが華美過ぎると、質素を命じる触れを出す。けんかが絶えないペーロン競漕(きょうそう)は毎年のように禁止令である。けれど、聞く耳持たずで効果なし。封建社会でもたくましく、したたかな庶民の姿も浮かぶ
▼そんな「お上」の公文書とは違い、地元有力者が記したトラブル録が見つかったと先日の本紙に。副業がばれて職務停止。遊郭での女性同士のもめ事など、町方の日常を描くそうだ。江戸期の生活を知るほどに人の世の欲得、愛憎は時代を問わないと感じられて興味深い
▼本稿は森永種夫著「犯科帳」を参照した。奉行所跡に立つ長崎歴史文化博物館(長崎市立山1丁目)では、犯科帳の一部を解説……

石棺や土器など140点、賤機山古墳の資料展示 静岡で企画展

2020/01/12 10:03
多世代交流、市民で議論 焼津「大ワールドカフェ」(2020/1/12 10:04)茶業の発展願う 島田の保存会、大井神社で初手揉み(2020/1/12 10:04)ワニ解剖、進化の過程など紹介 静岡・地球環境史ミュージアム(2020/1/12 10:02)焼津おでん食べ比べ 市内12店舗で催し、港町の味PR(2020/1/11 08:47)がんに負けずタイル作品に情熱 島田の男性、ごみ集積所で展示(2020/1/11 08:45)性の多様性を考える 静岡・清水七中、LGBT当事者講師に授業(2020/1/11 08:45)交通安全お守り配布、ながら運転厳罰化も啓発 焼津署と推進協(2020/1/11 08:25)水道水をタンブラーで 静岡市若手職員が企画、11日に配布(2020/1/10 08:12)サクラエビと本山茶葉使用、かき揚げ「茶くらえび」考案 静岡(2020/1/10 08:10)紙芝居4点、記念誌に 西奈図書館友の会、活動30周年で制作(2020/1/10 08:07)韓国学生、清見寺を訪問 朝鮮通信使の軌跡学ぶ 静岡・清水区(2020/1/10 08:06)干支の子、丑の彫刻公開 静岡浅間神社、少彦名神社で例祭(2020/1/9 08:12)無病息災祈り「鬼払い」 奇祭、読経や太鼓響かせ 島田・智満寺(2020/1/9 08:10)詐欺被害撲滅、ポ……

伝統行事「双葉町ダルマ市」 町民ら幸願う、いわきで開催

2020/01/12 08:56
 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の段階的な解除を目指す双葉町の新春恒例行事「双葉町ダルマ市」は11日、いわき市勿来町の復興公営住宅勿来酒井団地で始まった。町民らが、復興や1年の多幸を願い、縁起物の「双葉ダルマ」を買い求めている。12日まで。
 江戸時代から受け継がれる伝統行事。町民有志の会「夢ふたば人」が伝統を継続しようと、2012(平成24)年から同市で開いており、全国各地に避難する町民が再会する場となっている。町が町外拠点に位置付ける同団地での開催は2年目。
 今年は全町避難が続く町として初めて、3月4日に一部の避難指示が解除される。夢ふたば人の中谷祥久会長(39)は「今年は町が大きく変わる節目の年。町民が絆やコミュニティーを維持できるよう引き続き頑張りたい」と語った。
 同市に避難する双葉町の60代女性は「避難指示の解除など、状況が少し変われば人の気持ちも変わると思う。その延長でいつか町内でダルマ市が開かれればうれしい」と期待した。
 最終日は、民俗芸能の発表や町芸能発表会が同時開催される。

国の「伝統的工芸品」指定に岐阜和傘を申請

2020/01/12 08:29
 江戸時代から岐阜市を中心に生産され、近年、再注目されている岐阜和傘を振興しようと、県が新年度、国の「伝統的工芸品」の指定を目指して申請を行うことが11日までに明らかになった。併せて、老朽化した加工機械の再整備に向けた費用助成など、細かな支援にも取り組む。13日には、後継者の確保や育成などを行う一般社団法人「岐阜和傘協会」を職人らが設立する。官民一体となって和傘振興に乗り出す。
 伝統的工芸品の指定を受けると、ブランド化に伴う販路の拡大が期待されるほか、後継者の育成に向け国の支援を受けることなどができる。全国では235品目、県内では岐阜提灯(ちょうちん)や美濃和紙、飛騨春慶など5品目が指定を受けている。
 県は新年度、調査事業を行い、申請に必要な各種情報を収集。年度内の申請を目指す。県地域産業課の吉川尚文課長は「指定が早ければ、次のステップに早く移れる。販路拡大や後継者育成などに向け、申請を急ぎたい」としている。
 また、仮に後継者が増えても、傘骨の竹を切る独自の加工機械など、製造用具が不足している課題がある。現在、職人が使っている加工機械は自作した古いものであるため、県は設計図の製作支援を行い、新たな加工機械を追加製造する際などに備える。
 関連予算として、新年度当初予算案に数百万円を計上する方針。吉川課長は「協会を新設して職人らと岐阜……

ヴァイキングは角のついた兜をかぶっていなかった! 『ヴァイキングの暮らしと文化』

2020/01/12 07:01
 ヴァイキングといえば北欧の海賊。ところが、それは誤って流布しているイメージなのだという。本書『ヴァイキングの暮らしと文化』(白水社)はそんな誤ったイメージの修正を目指した本だ。
 著者のレジス・ボワイエさん(1932~2017)は1970年からパリ第四大学(ソルボンヌ)教授、同大学のスカンディナヴィア言語・文化・文明研究所を主宰。中世北欧文化研究の第一人者。サガ研究や歴史書など著訳書は多数ある。
日本では平安時代の話 ヴァイキングはおおむね800年ごろから1050年ごろ活躍した。日本で言えば平安時代だ。その活動の起点とされているのは793年6月8日、ブリテン島のノーサンバランド地方(イングランド北東部)の修道院襲撃だ。実際にはそれ以前から活動していたとみられている。
 800年代に入って活発化することになったきっかけはカロリング朝の崩壊。西ヨーロッパをほぼ支配したフランク王国のカール大帝(在位768~814年)は、大胆不敵な略奪者にたいして断固たる対決姿勢を示していた。しかし、その死で統制が緩んでしまった。
 ヴァイキングはデーン人、ノルウェー人、スウェーデン人で構成され、900年ごろからアイスランド人も加わった。商取引と航海術に秀でていた。本書はヴァイキングについて、「ある時は商売をし、ある時は略奪し、盗み、火を放った。またあるときは……

DNA解析が示唆する「白い実験ネズミは江戸時代に上方から欧州に渡った」説

2020/01/12 06:30
 18世紀後半(江戸時代後期)の日本は、空前のペットブーム。小鳥や金魚は全国的に人気があったが、大坂や京都で一躍トップアイドルに躍り出たのはネズミだった。
 安永4(1775)年に出版されたネズミ飼育の手引書「養鼠玉のかけはし」によると、愛玩用のネズミや飼育かごを売る店が大繁盛。店主がネズミに芸をさせる様子が挿絵に描かれている。
 愛好家らによる交配で白黒の「まだら」、喉の下にツキノワグマのような白毛が入る「熊」などさまざまな毛…

『鎌倉殿の13人』は“勝者”を描く三谷幸喜の新境地に? 革新路線が続くNHK大河ドラマの行方(リアルサウンド)

2020/01/12 06:01
 1月8日。2022年のNHK大河ドラマの制作・主演発表会見が行われた。
 タイトルは『鎌倉殿の13人』。物語の舞台は平安末から鎌倉時代。源頼朝に学び、武士の世の基盤を作った男・北条義時と鎌倉殿(鎌倉幕府将軍)に仕えた13人の家臣のパワーゲームを描くという。主演は小栗旬、そして脚本は三谷幸喜。2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続く三度目の大河ドラマである。
【写真】『鎌倉殿の13人』主演を務める小栗旬
●革新路線が続くNHK大河ドラマ
 会見で三谷は、北条義時を中心とする人物相関図を、フランシス・フォード・コッポラ監督の映画『ゴッドファーザー』、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』、長谷川町子の漫画『サザエさん』を引き合いにして解説。サービス精神抜群の三谷節で記者たちを沸かせた。
 そして、大河ドラマを書くことに対しては「こんな仕事は他にはない」「僕の中でもビッグプロジェクトで、脚本家である以上は、みんな大河ドラマをやりたいと思っている」と語った。
 また、大河ドラマの魅力については「今は配信ドラマも力を持ってきているが、毎週同じ曜日の同じ時間に日本中の人がみんなで観て共有できるものは連続ドラマしかないわけで、その中でも大河ドラマは一年間かけられる」と語り、「今まで大河ドラマを二本執筆してわかったことが……

甲賀忍者、尾張藩仕え奮闘記 滋賀の旧家に古文書

2020/01/12 05:13
イラン一転、撃墜認める ウクライナ機「米攻撃と誤認」(1月12日 朝刊)台湾総統選、蔡氏が再選 対中強硬路線、過去最多の得票(1月12日 朝刊)甲賀忍者、尾張藩仕え奮闘記 滋賀の旧家に古文書(1月12日 朝刊)イラン一転、ウクライナ機撃墜認める 対米警戒中「敵機と誤認」(1月11日 夕刊)海自中東派遣の第1陣出発 哨戒機2機、20日から活動(1月11日 夕刊)中東訪問へ首相が出発 サウジ、UAE、オマーン(1月11日 夕刊)長野・飯田の全中学校、放課後部活1カ月休止(1月11日 朝刊)イラン、ウクライナ機撃墜か 米欧「ミサイル誤射」イラン否定(1月11日 朝刊)海自に中東派遣命令、11日出発(1月11日 朝刊)五輪表彰状、和の技で 美濃でコウゾ「寒ざらし」(1月11日 朝刊)

火占い今年は「笑顔」 小矢部・桜町で縄文まつり

2020/01/12 05:11
 火占いまつりは、桜町遺跡から発見された環状木柱列にちなみ、占い札を付けて円形に並べた八本の柱を設置。円の中心にシンボルを付けた高さ約五メートルの竹を立てて燃やし、竹が倒れた方向で占う。あいにくの雨だったが、ご神火が燃え上がり、シンボル付きの竹が見事に倒れた。同会の山本護会長(77)は「笑顔で令和の未来を明るくしていきたい」と話した。

刀剣の変遷 一堂に 足利で2月「國廣と一門」展

2020/01/12 05:00
 【足利】市にゆかりのある安土桃山時代の刀工堀川国広(ほりかわくにひろ)やその一門が打った刀などを集めた刀剣展「冬の國廣(くにひろ)と一門」が2月3~24日、通3丁目の足利商工会議所友愛会館で開かれる。市などが主催し、昨年に続き2回目の開催。今回は鎌倉時代に鍛刀されたとされる太刀が初めて展示され、時代による違いを見比べることもできる。
 展示されるのは、足利学校で鍛刀したと刻字されている、国重要美術品の脇差し「日州住信濃守國廣作(にっしゅうじゅうしなののかみくにひろさく)」(布袋国広(ほていくにひろ)=展示は10日から)、鎌倉時代に鍛刀されたといわれ、やはり国重要美術品の太刀「国俊(くにとし)」など10点。

山口)ザビエルと大内氏の出会い 県立大生が絵本に

2020/01/12 03:00
 スペインの文化を紹介する活動に取り組む山口県立大のサークルが、スペイン出身の宣教師フランシスコ・ザビエル(サビエル)と、布教の許可を与えた室町時代の大名、大内義隆の出会いを描く絵本をつくった。
 題名は「サビエルと大内の『き・せ・き』」。ザビエルは1549年、キリスト教を布教するため鹿児島に上陸。2年後、義隆に布教を許可されたとされる。絵本では時計や望遠鏡などの贈り物を義隆が喜び、意気投合した様子や、それぞれの生い立ちなどを描いている。
 つくったのは「山口―ナバラ コラボ広場」。県立大はザビエルの出身地があるナバラ州の州立大と姉妹校提携をしており、メンバーは絵本づくりにあたってナバラ州を訪れたりした。
 A4判20ページ。80冊を山口市に寄贈した。市立小中学校や図書館、地域交流センターに置かれる予定という。部長の矢野侑紀さん(20)は「山口とスペインの長いつながりに興味を持ってもらえたらうれしい」と話している。(藤牧幸一)

大阪)「河内そうめん」生産者 藤井繁雄さん(51)

2020/01/12 03:00
 大阪府枚方市の住宅街。母屋の裏に回ると、機織り機のような機械に真っ白なそうめんが張られ、風に揺れていた。近づくと、小麦の香りが漂う。「天日に干すことで、他には出せないコシのある麺になります」。藤井繁雄さん(51)はそう語る。
 生まれ育った津田地区では江戸時代から、農閑期の副業としてそうめん作りが盛んだった。ほとんどが手作業で作られる「河内そうめん」はその品質の高さから、京都の料亭が買い付けにくるほどだったという。しかし、戦後50軒ほどあった作り手は専業農家の減少とともに減り、2012年に最後の1軒が作るのをやめた。
 明治時代から続く米穀店の5代目。軒先でそうめんを乾かす光景は冬の風物詩だった。物心ついたときから食べ親しんだ河内そうめんは実家の店頭にも並んでいたが、店を継いで数年すると、その数は減っていた。仕入れ先から「後継者がいない」と聞き、神社仏閣巡りが趣味で歴史好きの血が騒いだ。「それなら自分が伝統を継ごう」と弟子入りした。
 そうめん作りは丸2日かかる。…

三重)水難防ぐ「親子の杯」交わす 紀北町

2020/01/12 03:00
 子どもが水難事故に遭わないように願う、三重県紀北町に伝わる伝統行事「息子ノ酒」が11日、同町長島の旧家で催された。
 江戸時代に庄屋だった湊家の初代当主が、人間に悪さをするカッパを懲らしめ、「一族を末代まで水難から守る」と約束させたという伝説にちなむ。漁業の町とあって、地元では男児が産まれると湊家に出向いて「親子の杯」を交わす風習が今でも残っている。
 この日は、カナダのバンクーバーから年末年始で里帰りしていた根本桃子さん(29)とその長男(3)、次男(8カ月)ら計8組の親子が、13代当主でたばこ店経営の湊章男さん(87)を訪れ、杯を交わした。
 海外で約15年住む根本さんは「かつて紀北町に住んでいた祖母から聞いていたので、帰国した際にぜひ参加したいと思っていました」と話していた。(連勝一郎)

なんとそこは北千住!松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発した場所はココ!

2020/01/12 02:36
■『奥の細道』知ってますか?
皆さん、『奥の細道(『おくのほそ道』表記もあり)』を読んだことはありますか?
江戸時代に活躍した俳人として知られる松尾芭蕉による、紀行文に俳諧が詠み込まれた作品です。
月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也
という序文は、国語(古典)の教科書で見たことのある方も多いでしょう。
松尾芭蕉は、彼が崇拝していた鎌倉時代の僧侶で歌人でもある西行の、500回忌にあたる1689(元禄2)年に『奥の細道』の旅へと出発しました。この時、彼の門人の河合曾良(かわいそら)も同行しています。
■松尾芭蕉が旅に出た出発の地は、ココ!
松尾芭蕉がそれまで住んでいた「芭蕉庵」を引き払い『奥の細道』の旅に出発したのは、本文によれば
千住といふ所
でした。
芭蕉は「芭蕉庵」のあった深川から船に乗り、千住大橋で下船して
行春や 鳥啼魚の目は泪
(晩春に鳥は別れを惜しんで泣き、魚の目にも涙が浮かんでいるよ)
という句を詠み、見送りの人々に別れを告げました。