半沢直樹 圧倒的なラスト 原作で読み解く快進撃の秘…|ネガティブ思考 で連敗癖の正代が 最後まで諦めなか…|運命を暗示する?中秋の名月~平安文学に見られる八月十…

「半沢直樹」圧倒的なラスト 原作で読み解く快進撃の秘密 時代映す経済小説の王道(神戸新聞NEXT)

2020/09/27 22:11
「半沢直樹」圧倒的なラスト 原作で読み解く快進撃の秘密 時代映す経済小説の王道(神戸新聞NEXT)  Yahoo!ニュース

「ネガティブ思考」で連敗癖の正代が「最後まで諦めなかった」

2020/09/27 21:24
 東京農業大時代に学生横綱に輝き、2014年春場所初土俵からわずか3年弱で関脇昇進を果たした大器。だが、控えめな性格から「誰とも当たりたくない」などと慎重な発言を繰り返し、「ネガティブ思考」とも言われてきた。連敗癖もあり、これまで目立った成績を残せていなかったが、今年に入って毎場所のように優勝争いに絡むなど精神面も成長。優勝を決めた一番も最後に相手の攻めを右足一本で残す執念を見せた。
 出身の熊本県は相撲が盛んな地。江戸時代には不知火(しらぬい)諾(だく)右衛門(えもん)、不知火光(こう)右衛門(えもん)の2横綱も輩出したが、優勝制度ができた1909年夏場所以降、優勝力士はいなかった。
 正代関は地元への愛着が人一倍強い。宇土(うと)市の実家も被災した2016年4月の熊本地震以降、場所の合間を縫って避難所や仮設住宅への慰問を続けた。今年7月には豪雨被害も発生。「恩返しじゃないけど、楽しんでいただける相撲が取れたんじゃないかな」。家族や応援してくれる故郷のファンに思いをはせた。
 正代関が勝利した夜に必ず、地元では花火が打ち上がる。発起人で地元後援会長を務める金田光生さん(68)は「こんな時こそめでたいことで盛り上がろうと話し合った」。地元の熱烈な期待に見事に応えた。
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運命を暗示する?中秋の名月~平安文学に見られる八月十五夜~

2020/09/27 20:42
源氏物語では、八月十五夜が四カ所に描かれています。
最初は、「夕顔」の巻です。まだ十代で多感な主人公・光源氏が京の五条の辺りで知った夕顔との恋に陥り、彼女を連れ出す場面です。
〈八月十五夜、隈なき月影、隙多かる板屋残りなく漏り来て、……〉
満月に照らされた鄙びた夕顔の住まいに不満の源氏は、彼女を「なにがしの院」と呼ばれる廃院に連れ出しますが、そこで夕顔は正体不明の霊によって一命を落とすことになります。
二番目は、「須磨」の巻です。
〈月のいと華やかに射し出でたるに、今夜は十五夜なりけりとおぼし出でて、殿上の御遊び恋しく……〉
心ならずも都を退いた光源氏が、満月を見て、都の華やかさを懐かしみ、白居易の「二千里外故人心」の詩を口ずさみ、恋慕する継母・藤壺や兄・朱雀帝を思い出します。
三番目は「明石」の巻で、源氏が須磨・明石の不遇の後に、都へ召喚されて初めて参内し、兄帝と対面する場面です。
〈御物語しめやかにありて、夜になりぬ。十五夜の月おもしろう静かなるに、昔のことかきつくし思し出でられて(昔のことをすべてお思い出しになって)、しほたれさせ給ふ(涙をお流しになる)〉
「しほたれさせ給ふ」とは、源氏の不遇に非力だった兄帝の慚愧の思いを表していますが、それは同時に、この場面で源氏の復活とその後の栄えが約束されることに……