凝然の坐像 唐招提寺で開眼法要 没後700年を前に|無病息災願う 火渡り式|石塚山古墳 何者かが穴掘る|他

凝然の坐像、唐招提寺で開眼法要 没後700年を前に

2020/09/28 21:47
 鎌倉時代に唐招提寺(奈良市)の長老などを務めた凝(ぎょう)然(ねん)国師(1240~1321年)の坐像が完成し、安置された同寺中興堂で開眼法要が営まれた。来年の没後700年を前に多くの著作を残した学僧の遺徳をしのび制作された。
 凝然は伊予国(現在の愛媛県)に生まれ、東大寺戒壇院(奈良市)や唐招提寺の長老を歴任。華厳宗や律宗だけでなくあらゆる宗派の教えに通じ、多くの著作の中でも「八宗綱要」は現在も仏教教学の入門書として知られる。
 坐像の制作は、彫刻家の籔内佐斗司氏に依頼。東大寺所蔵の肖像画「凝然大徳像」を参考に、右手に筆、左手に巻物を持つ高さ約80センチの坐像が完成した。
 法要は命日の26日に合わせ、坐像を前に狹川普文・東大寺別当を導師に進められた。坐像は通常非公開。来春に京都国立博物館で予定されている特別展で公開されるという。
 唐招提寺の西山明彦長老は「開眼が終わり、生身の凝然さんがお座りになっていると感じた。(新型コロナウイルス感染拡大で求められる)自粛は他の人のために行動を慎むことで、まさに凝然さんが説いたこと。改めてその教えを心に留め置きたい」と語った。

無病息災願う「火渡り式」

2020/09/28 21:00
燃やした炭の上をはだしで歩いて無病息災などを願う、伝統の「火渡り式」が埼玉県加須市の寺で行われました。
「火渡り式」は、加須市にある不動ヶ岡不動尊總願寺におよそ200年前の江戸時代から続くといわれる伝統行事で、煩悩や災いが焼き払われ、願いがかなうとされています。
寺の境内では、はじめに木を積み上げて作った高さおよそ50センチの護摩壇に大きなたいまつで火をつけました。
炎がおさまると行者と呼ばれる白装束姿の人たちが、燃やした炭の上をはだしで歩きました。
続いて参拝に訪れた人たちも次々に炭の上をはだしで歩き、家族の健康や、子どもの健やかな成長などを祈っていました。
参拝に訪れた地元の50代の女性は「思ったより熱かったです。家族みんなが健康で過ごせるように新型コロナが早くおさまるようお願いしました」と話していました。

石塚山古墳 何者かが穴掘る

2020/09/28 20:23
石塚山古墳 何者かが穴掘る|ニフティニュース  ニフティニュース

国史跡の前方後円墳、6か所掘り返される…直径100センチの穴も

2020/09/28 19:10
 町教委によると、9日午前9時頃、管理のために古墳を訪れた町教委職員が、後円部の頂上付近に6か所の穴が掘られているのを見つけ、同署に通報。穴は直径10~100センチ、深さ10~25センチ。町教委は穴の形状などから、何者かが掘ったとみている。8日に町の委託を受けた作業員が草刈りを行っており、その時点で異常は確認されていなかったという。
 石塚山古墳は古墳時代前期に築造されたものとしては九州最大級の前方後円墳で、墳長約130メートル、後円部の長さは約70メートル。1985年に国史跡に指定された。町教委の担当者は「学術面でも観光面でも貴重な財産がこのような被害に遭い困惑している」と話している。
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弥生中期の竪穴建物跡を公開 愛知・設楽町、土手くっきり

2020/09/28 18:33
 愛知県は28日、設楽町の山間部で見つかった弥生時代中期後葉(約2100年前)の竪穴建物跡を報道陣に公開した。土石流で覆われていたため風化が進まず、建物周囲に積まれた高さ約50cmの周堤(土手)が明 ...

5G活用 国宝絵画の細部鑑賞を

2020/09/28 18:05
国宝「聖徳太子絵伝」の高精細の複製画に5G対応のスマートフォンをかざして細部を拡大して見るなど、最新技術を使って文化財を鑑賞する新たな展示が、29日から東京国立博物館で行われます。
国宝「聖徳太子絵伝」は、今からおよそ1000年前の平安時代に描かれた障子絵で、聖徳太子にまつわる58のエピソードが場面ごとに描かれていますが、劣化を防ぐため公開は年に1度に限られています。
作品を所蔵する東京国立博物館は、この絵に広く親しんでもらおうと、高精細の複製画と最新技術を組み合わせた新たな展示を行います。
新しい通信規格の5Gに対応したスマートフォンを複製画の見たい場所にかざすと、スマホの画面に場面の説明と画像が映し出され、そのままでは見ることが難しい細部まで拡大して鑑賞することができます。
また、特殊な眼鏡をかけると、絵の中では剥がれて見えにくくなっている登場人物などが、AR=拡張現実の技術でアニメーションで動き出し、場面ごとに分かりやすく解説してくれます。
東京国立博物館の沖松健次郎 絵画・彫刻室長は「最先端技術の活用によってより多くの人が文化財に親しむきっかけにしたい」と話しています。
この展示は29日から来月25日まで事前予約制で行われ、博物館のウェブサイトでは会場に行かなくてもスマートフォンやタブレットで楽しめるコンテンツが提供さ……