ロングブーツにプリーツの服で琵琶をかき鳴らす…千数百年前の 天平のロック少年 が話題に

ロングブーツにプリーツの服で琵琶をかき鳴らす…千数百年前の「天平のロック少年」が話題に

2020/11/21 19:48
中田さんはどのようなシチュエーションでこの少年を発見されたのだろうか?お話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):中田さんは正倉院展にはよく通われているのでしょうか?どのようなシチュエーションでこのロック少年に気付かれたのかお聞かせください。
中田:正倉院展には毎年欠かさず行ってます。奈良時代の芸能である『散楽』に興味があったので、弾弓に約100人ほど描かれた散楽図を一人一人丁寧に見ていく中、この少年と目が合って釘付けになりました。
中将:このロック少年のどのような部分に魅力を感じられるのでしょうか?
中田:天平時代のイメージを覆すような躍動的なポーズで琵琶を弾き、ロングブーツにプリーツのついた服装もおしゃれ。絵師は想像ではなく、この少年をその目で見て描いたと感じています。
中将:ご自身でも絵を描かれる中田さんならではの洞察ですね。今回の大反響へのご感想をお聞かせください。
中田:まず、模写をして、ネットに上げる前に知名度がある少年なのか調べました。するとロック少年と先に名付けていた方がすでおられ、また10年ほど前の正倉院展グッズのクリアファイルのデザインにもなっていたと知りました。伝え方の一工夫で、多くの人に知ってもらえるきっかけになってよかったです。いつかまた、墨絵弾弓が出品される時、このロックな少年が話題になれ……