江戸に 参り 将軍に拝謁することが大名の 勤め =戦…|国家の流儀 日本は皇室を戴く立憲君主国 旧宮家の男…|柳原照弘が手がけた 100年先を見据える京都の蕎麦菓…|他

江戸に「参り」将軍に拝謁することが大名の「勤め」=戦のない時代の服属の意思表示

2020/11/22 17:38
江戸時代に定例化した服属の形江戸時代、日本には「藩」、現在でいう「県」が約300近くあり、それぞれに領主がいた。領主を「藩主」と呼ぶ。
藩主が有する領地の規模は、「石」(こく)という単位で表した。「石」とは米の生産量を指し、1石は米1000合(ごう / 約150キログラム)に相当する。1万石以上の生産量を持つ領地を幕府から賜り、その支配権を認めてもらった者は「大名」と呼ばれた。
幕府は日本史上、鎌倉・室町・江戸時代に3つ存在した。鎌倉・室町時代は戦(いくさ)に明け暮れていたため、いざ戦いとなった場合は軍役に就くことで、幕府への服属の意思を示した。
だが、江戸時代は平和であり、戦争はない。そこで、大名が将軍に拝謁するため江戸にやって来て、そのまま一定期間、江戸に駐在し、服属を示す新たな儀礼が定着していく。
これが「参勤」である。地方の大名たちにとっては、江戸に「参(まい)る」のが「勤(つと)め」だったのである。
江戸幕府の初代将軍・徳川家康は幕府を開いた頃、早くも「江城(江戸城)は政令の出る所、天下諸侯朝覲(ちょうきん)の地」と述べたと、『徳川実記』にある。「朝覲」とは、位の高い人物に家来が「覲(まみ)える」こと。まさに拝謁に他ならない。
参勤交代を明文化した『武家諸法度 寛永令』参勤がスタートしたのは元和元(1615)年、家康……

【国家の流儀】日本は皇室を戴く立憲君主国 旧宮家の男系男子孫の方々に皇族復帰していただきたい

2020/11/22 17:15
 米大統領選ばかりが話題になったが、実は11月8日は、日本にとって重大な日であった。
 この日、秋篠宮文仁親王殿下が皇位継承順位1位の皇嗣になられたことを、天皇陛下が内外に広く宣明になられる「立皇嗣宣明の儀」が皇居で執り行われたのだ。
 現行憲法では「象徴」と規定されている天皇陛下について政府は「元首」だと解釈し、日本は立憲君主国だと考えてきた。例えば、47年前、田中角栄首相はこう答弁している。
 《現在の憲法のもとでも、天皇は国の象徴であるという面、さらには、ごく一部ではございますが、外交関係において国を代表する面を持っておられるのでありますから、そういう面をとらえて元首という定義によるならば、天皇は元首であるということにもなる》(1973年6月13日、参院本会議)
 よって今回の「立皇嗣宣明の儀」によって、立憲君主たる天皇陛下の後継者が、皇嗣の秋篠宮殿下であることが内外に示されたことになる。現行の皇室典範に基づき、その次の皇位継承者は悠仁親王殿下だが、こうした男系継承は皇室の伝統に基づいたものだ。
 ちなみに今回、菅義偉首相ら三権の長をはじめとする内外の代表が参列した「立皇嗣宣明の儀」がテレビでは大きく報じられた。長い歴史と伝統を誇る皇室の儀式はこれだけではない。
 この「立皇嗣宣明の儀」に先立ち、天皇陛下には皇居・宮中三……

柳原照弘が手がけた、100年先を見据える京都の蕎麦菓子処。

2020/11/22 17:00
そうしてできあがった新店は、蕎麦を生業にしてきた矜持と伝統を感じさせる建物だ。まず目に入るのは、重厚感がある巨大な石のカウンター。そこに〈本家尾張屋〉が扱う蕎麦菓子がそのまま並んでいる。ガラスケースを設けなかったのは、稲岡さんが求めた「商品を近くに感じられる空間」のため。そば餅、蕎麦ぼうる、蕎麦板……。素朴な質感の蕎麦菓子が衒いなく並んでいる様子は、それだけで愛らしい。このカウンターは、ときに職人たちの蕎麦打ちの練習台になることもあるという。
〈本家尾張屋 本店〉と菓子処をつなぐのは、小さな庭。今回新たに作庭したというこの庭から菓子処を眺めれば、茶室の躙口のような小さな入り口が、まるで額縁のように奥の菓子を切り取る。その見え方も、もちろん柳原が意図したものだ。

#全集中!「鬼滅の刃」考:「世界鬼学会」会長と読む 日本人が「鬼滅」にひかれる訳

2020/11/22 16:00
 今や社会現象となった「鬼滅の刃」。10月末のハロウィーンでは、モンスターや幽霊に代わって、鬼滅のキャラクターに仮装した子どもや芸能人も多く見られた。思えば「鬼」は日本では最もなじみの深い、元祖モンスターと言える。どのようにして誕生し、現代にまで伝えられてきたのか。そして鬼滅の刃の作品世界にどう受け継がれているのだろう。民俗学者で、鬼を研究する世界の学者らで作る「世界鬼学会」会長でもある八木透・佛教大教授に詳しく聞いてみた。【大野友嘉子/統合デジタル取材センター】
 ――本題に入る前に、まずは「鬼学」とはどんな学問なのですか?
 ◆鬼学は、人間が鬼に託した哀感や、鬼と人間とのかかわり、さらに鬼を通して人間の本質を探るなど、幅広く研究する学問です。私は民俗学の見地から、日本各地の鬼にまつわる伝承や祭事などを研究してきました。他にも歴史学や、文学、美術などの見地から研究している人もいます。
 「鬼」自体は日本固有のものですが、それに類する魔物については世界各地に伝説があります。その研究をする主に日本、中国、韓国の学者、作家、芸能関係者らが1994年に設立したのが世界鬼学会です。「鬼と遊び、鬼について学びあう」をテーマに、各地に伝わる鬼(魔物)の伝説や、「鬼」のつく名前など、鬼にまつわる研究成果を発表しています。今年に入ってか……

なぜ「昴」は「すばる」と読む?意外と知らない意味と語源

2020/11/22 15:10
『昴(すばる)』は、響きのよさや漢字の持つイメージから名付けに人気の高い漢字です。しかし漢字は、イメージが実際の意味と異なることもあります。名付けの候補にする際には、本来の意味や語源、間違えやすい似ている漢字などを把握しておきましょう。
昴の意味と語源は?名付けにふさわしい漢字かどうかを判断するには、本来の意味や語源を知ることが大切です。どのような意味や語源のある漢字なのかを紹介します。
プレアデス星団を指す漢字昴は『プレアデス星団』の日本語名で、おうし座の一部である星団のことです。主に冬に観測でき、5~6個の星の集まりに見えますが、実際には数百個の星が不規則に並んでいます。望遠鏡で見ると青白く光って見えることから、比較的若い星団であることが分かっています。
肉眼でも観測できるため、昔から人々に親しまれてきた星団の一つです。平安時代を代表する随筆『枕草子』に記載されていることでも、広く知られています。もっと古い時代の書物である『古事記』や『万葉集』にも登場していることから、古くから日本人になじみのある存在といえるでしょう。
現在も、企業名・ブランド名・雑誌名・作品名などに幅広く使われています。
「昴」を「すばる」と読む理由もともと中国では、プレアデス星団を『昴(ぼう)』と呼んでいました。そのため、日本に漢字が伝来した際に、同じ星団の……

73歳で「妖怪博士」に 百鬼夜行研究、足かけ19年で博士号取得

2020/11/22 15:00
 ユーモアあふれる妖怪たちが大勢で行進する「百鬼夜行」の研究で、愛知県幸田町の名倉ミサ子さん(73)が今年9月、博士号(日本文化)を取得した。2002年4月、54歳で大学に入学して足かけ19年。大きな目標を達成したが、「学び続けるという一生の楽しみを教えてもらった。まだ論文にできていない部分もあり、形にしたい」と先を見据える。
 名倉さんは同県蒲郡市出身。高校生の頃、病気のため大学進学を断念した。保育所や家具工房に長年勤めたが、53歳の時に社会人入学の本を手にして「憧れがよみがえった」と一念発起。愛知県立大文学部を受験し、晴れて合格した。
 若い学生に囲まれて「年齢を忘れておしゃべりを楽しんだ」と振り返る。大学3年の講義で百鬼夜行の絵巻に出合った。数多く制作されている中でも特に引かれたのが「真珠庵本」と呼ばれる室町時代の絵師、土佐光信作と伝わる絵巻だった。
 多くの妖怪が躍動感あふれるタッチで描かれ、国の重要文化財に指定されている。ただ絵だけで説明文がなく何をしているのか分からない。卒業論文のテーマに選び06年に学部を卒業した後も、さらに学ぼうと09年に大学院に進んだ。

【TRY・発掘調査(中)】タイムスリップ...これで私も縄文人

2020/11/22 13:07
 発掘調査の魅力を体感し、大昔の人々の暮らしをもっと知りたくなった。あれこれ考えるより、まずは直接見て、触って、体験するのが大事。福島市岡島にある体験学習施設「じょーもぴあ宮畑」を訪ね、縄文時代にタイムスリップしてみた。(報道部・遠藤真菜)
 施設は縄文時代の「宮畑遺跡」の場所に整備されており、発掘調査で見つかった掘立(ほったて)柱建物や竪穴住居が復元されている。縄文時代の雰囲気はばっちりだ。
 出土品が並ぶ施設内。縄文人の暮らしを解説する展示が充実していた。ちょうど企画展「土偶の世界」が開催中で、全国各地の土偶がひしめいていた。
 出迎えてくれたのは学芸員の荒木隆さん(58)。「この衣装を着て。さっそく外で狩猟を伝授します」。縄文人の衣装を渡され、重ね着した。
 「縄文人は遠くから獲物を狙うため弓矢を使った」と荒木さん。いきなりの弓矢体験。実際に矢を放ち、気分だけは縄文人になった。
 続いては展示品から縄文人の暮らしを教えてもらった。例えば「土偶」。ただの人形と思っていたが、時代で形状が変化する。最初は女性を意識したつくりから始まり、次第に人に近い立体的なポーズへ。
 形状の変遷が縄文人の精神文化を知る手掛かりになるという。何度も「なるほど」とうなずいた。教科書から飛び出す感覚の連続だ。
 荒木さんは「この知識は発掘調……

弥生時代の集落を再現…『あいち朝日遺跡ミュージアム』オープン 東海地方で最大規模の遺跡 愛知・清須市

2020/11/22 12:31
 東海地方最大規模の弥生時代の遺跡「朝日遺跡」の集落を再現した施設が、22日愛知県清須市にオープンしました。
 朝日遺跡は、弥生時代前期から古墳時代前期にかけて、現在の清須市から名古屋市西区にあった集落です。
 オープンした施設では、穀物などを収納していた高床式倉庫や、人々が暮らしていた竪穴住居などが復元されていて、朝から家族連れらで賑わっていました。
市内に住む小学生:
「色んな家とかも見られたので楽しかった。近くで色んなことが体験できてよかった」
 また、館内には出土した勾玉や銅鐸などが展示されていて、施設側は「学校の校外学習などでも利用して欲しい」と話していました。

唐沢寿明主演でドラマ化も!強引にUFOで町おこしを決行した住職兼市役所臨時職員が登場

2020/11/22 12:00
若林正恭(オードリー)と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)。11月23日の放送には、「ひょんなことから市役所の臨時職員になったけど溢れ出るUFO愛を抑えられず、強引にUFOで町おこしをした人」ことタカノさんが登場する。
【無料動画】TVerで『激レアさんを連れてきた。』期間限定で配信中!同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。この日はゲストの客員研究員として、岡部大(ハナコ)と奥村優希(ラストアイドル)が出演する。
のっけからUFOの存在を熱く語るタカノさんは、町おこしで多くの街を救済してきた“町おこしのスペシャリスト”。限界集落を農業改革した際は、その軌跡がドラマ化され、タカノさんをモデルとした人物を唐沢寿明が演じたという。今回はタカノさんの出身地でもある石川県の羽咋(はくい)市で行った「初めての町おこし」を振り返る。
元々、筋金入りのUFO信者で、仕事も宇宙やUFOにまつわる雑誌のライターをしてたタカノさんだったが、28歳で実家のお寺を継ぐことに。寺の住職だけでは食べていけないと考えたタカノさんは、羽咋市役所の臨時職員としても働き始める。
そんなタカノさんに、UFO熱が爆発する出来事……