エコファーム飯島の唐辛子 つくば市 研究学園都市の味|黒こんにゃくの“つぶつぶ”の正体は!? おでんや味噌…|静岡の名店が生んだ至高の一品! お茶メーカー小柳津清…|他

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エコファーム飯島の唐辛子 つくば市 研究学園都市の味

2021/01/23 11:00
 鮮やかな朱色の箱を開くと、辛さや味わいが異なる5種類の唐辛子の小瓶が現れる。イワシや昆布の粉を配合した海の幸風味に、野菜風味……。どんな料理に振りかけようかと考えるだけで、楽しい気分になる。
 茨城県つくば市のエコファーム飯島が販売する「FIVE☆RED FLAVOR’S」。筑波山そばで栽培するトウガラシと山麓(さんろく)名産の福来(ふくれ)みかんの皮を主原料とし、地元の土産に育てようと開発した商品だ。
 パッケージのどこにも書いていないが、トウガラシの栽培法がユニーク。実はチョウザメが泳ぐ水槽の水で育てているのだ。
 代表の飯島朗(あきら)さん(61)は、東京農大で学んだ学究肌。約10年前、筑波山のふもとにある実家を拠点にした起業を考えて、まず目を付けたのが食用チョウザメの養殖だった。だが、東日本大震災の影響で井戸が枯れて頓挫。その後、水質を浄化する植物の力を考えるうち、水産養殖と水耕栽培を掛け合わせる「アクアポニクス」と呼ばれる循環型農法にたどり着いた。
 農業者らが食品加工と流通・販売にも取り組む「6次産業化」が注目されるが、さらに一歩進めようとしている。「施設で使う電力を太陽光発電でまかなうなど、エコも加えた7次産業。科学で知られたつくばならではの新しい農業をしたい」
 商品名に含まれる星印をよく見ると、陰陽道(おんみょう……

黒こんにゃくの“つぶつぶ”の正体は!? おでんや味噌田楽が美味しい季節

2021/01/23 10:31
白こんにゃくと黒こんにゃくを比べて見ると、黒こんにゃくには黒いつぶつぶが入っているのがわかります。これは一体何でしょうか。管理栄養士の柴田聡美先生に伺いました。
「こんにゃくはもともとはこんにゃく生芋から作られていました。生芋のこんにゃくの色のベースは灰色で、作る際に皮などがはいって黒っぽくなります。これが本当の黒こんにゃくです。時代を経て、こんにゃくは江戸時代、生芋を製粉化したこんにゃく粉から作られるようになり、この粉が真っ白なため、できたこんにゃくは白こんにゃくになったわけです」(柴田先生)
また、西日本で「黒」が主流の理由も教えてくれました。
「西日本では昔から、生芋から作られた黒こんにゃくが食べられていたため、こんにゃく粉から作られる白こんにゃくは好まれなかったようです。そこで、こんにゃくメーカーがこんにゃく粉に海藻の「アラメ」「ヒジキ」「カジメ」の粉末で色をつけ、生芋こんにゃくに似せたのがはじまりだそうです。つまり、黒いつぶつぶは海藻の粉末というわけです」(柴田先生)

静岡の名店が生んだ至高の一品! お茶メーカー小柳津清一商店の「お茶屋のフィナンシェ『茶蘇』アソート10個詰め合せ」

2021/01/23 10:00
まずいただくのは、本山紅茶のフィナンシェ。生地から茶葉の芳醇な香りがフワッと漂います。天然のベルガモットオイルを入れることで、アールグレイ風の爽やかな香りを演出。エグみが少ない品のあるフレーバーに、思わず頬が緩んでしまいました。
こだわり抜いた素材が使われている同商品は、味も別格。くちどけなめらかな食感に加え、100%純性のバターが使用された生地は奥深い味わいがします。コクのある口当たりには、甘めのミルクティーが相性バツグンですよ。

大和文華館で「大人の嗜み」展 絵画など17件

2021/01/23 10:00
 花や古画などが近世の人々の暮らしをどのように彩っていたかを紹介する特別企画展「大人の嗜(たしな)み 立花・鉄砲・古画鑑賞」が、奈良市の大和文華館で開かれている。会場には、ゆかりの絵画や文書、焼き物など17件が並ぶ。
 注目作品の一つは、台車にのった菊やハギの花が描かれた金屏風(びょうぶ)「花車図(はなぐるまず)屏風」(江戸前期)。狩野派絵師の作品とみられる。江戸時代には花かごや花おけを台車にのせて飾ることがあったとされ、祭りの山車として花車を作って引きまわすこともあったという。
 このほか鉄砲術を極めた者に与えられる秘伝書で、福井藩主を務めた松平忠直(ただなお)が受け取った「稲富流鉄砲伝書」や江戸前期の画家、狩野探幽(たんゆう)が古画を鑑定した際のメモ「古画縮図」なども展示している。
 泉万里・同館学芸部長は「重苦しい世の中ですが、かつて日本人がいかに心豊かに、趣味や芸道を楽しんでいたのかを知って頂きたいです」と話している。
 2月14日まで。月曜休館。午前10時~午後5時。一般630円、高校・大学生420円、小中学生無料。大和文華館(0742・45・0544)。
    ◇
 会期中の24日午後2時には泉さんの講演「秘伝書の魅力 ―鉄砲伝書の金銀泥下絵を中心に」が同館講堂で開かれる。また、毎週土曜日の午後2時、同館学芸部が……

無人島で12年間「0円生活」、手作り船で230キロ離れた島に脱出した江戸時代の超人

2021/01/23 09:13
 「生きるために様々な工夫を凝らした。決して諦めることがなかった」
 節目の年を前に像の修復を計画する準備委員会の矢野佳仁会長は、地元の英雄をそう語る。
強風に襲われ船で漂流し、無人島へ
 近藤勝氏が著した「無人島長平物語」によると、ここで生まれた船乗りだった。旧暦の天明5年(1785年)1月、「天明の大飢(き)饉(きん)」で、藩にもらい受けた救済米250俵を田野、奈半利に運んだその帰りに、強い西風に襲われたという。
 船は損傷、舵(かじ)や飲み水、火種も失い、漂流。乗船していた長平ら4人は、生米をかじり、雨水で命をつないで約2週間後、伊豆諸島南の無人島・鳥島に漂着した。
無人島での壮絶なサバイバル生活
鳥島全景(1999年、本社ヘリから撮影) 周囲8.5キロの小島。4人は岩穴で生活し、加工した釘(くぎ)で魚を釣り、貝や海藻を採った。島に生息するアホウドリも食料にし、卵の殻は雨水をためる器に使った。羽毛は、木の皮をほぐした繊維と合わせて衣服にした。火をおこせない生活は厳しく、仲間の3人は2年を待たずに死亡した。生食が大きな要因とみられる。
 長平は1年5か月、孤独を強いられた。木ぎれで数珠玉を毎日一つ作り、年月を数えたという。天明8年(88年)1月に大坂の船が、寛政2年(90年)1月には薩摩の船が漂着し、火打ちや大工の道……

日本を旅するUber Eats配達員、配達エリア外の「臼杵」へ(週刊SPA!)

2021/01/23 08:41
日本を旅するUber Eats配達員、配達エリア外の「臼杵」へ(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース  Yahoo!ニュース

和の飾り「水引」作ろう 合田さん(土佐市)高知県内で講座活動

2021/01/23 08:40
 水引は、和紙をこよりにしてのりで固め、染色などの加工を施したもの。飛鳥時代、中国からの贈り物に結ばれていた麻ひもがルーツといわれ、和紙の発展とともに普及した。
 合田さんは土佐市の任意団体「じゃぱかる」の副代表。水引生産地の一つ、愛媛県四国中央市の出身で、幼い頃から近所のお母さんたちが内職で水引細工を作る姿を見てきた。「友だちの家に行くとたくさん積まれてて、美しさに目を見張った」と言う。
 夫の転勤で土佐市に来たのは25年ほど前。2015年には知人と、じゃぱかるの前身となるまちづくり団体「土佐市観光style」を立ち上げた。その活動の一環で土佐市産のイグサと、四国中央市の水引細工を組み合わせた置物を販売する中、水引職人が減少していると知った。
 伝統の技が失われることに危機感を抱き、四国中央市の水引講座に通うなどして、結び方や歴史を学んだ。2018年から四つ葉型などに結んだしおりやピアスを販売。ワークショップも始めた。
 昨年12月中旬、「高知 蔦屋書店」(高知市南御座)で開かれたワークショップでは、代表的な「あわじ結び」の応用形をレクチャー。常連の参加者(57)は「作っている時は無心になれる。人にプレゼントする時の包みに添えるなどして活用しています」と、繰り返し結び方を練習していた。
 「生活の中で使われないと、伝統産業は廃れて……

【ぎふ140景】大正路地(岐阜県恵那市)

2021/01/23 08:22
 大正時代の雰囲気を醸し出し、白と黒のコントラストが楽しめる「大正路地」。年貢米を納めていた米蔵と、江戸時代から続く呉服屋の反物を入れた蔵に挟まれた細い道で、ハイカラさんが登場しそう。明知鉄道の明智駅 ...

飛鳥地域の発掘調査紹介

2021/01/23 08:08
奈良県の飛鳥地域で行われた発掘調査の成果を紹介する展示会が明日香村で開かれています。
明日香村にある奈良文化財研究所の飛鳥資料館には飛鳥地域で昨年度、行われた発掘調査の成果と分析結果を中心に8つの遺跡から出土した資料などおよそ100点が展示されています。このうち、日本初の本格的な寺院、飛鳥寺の旧境内から出土した長さ8.4センチ幅5.1センチほどの金属片は、「風鐸」と呼ばれる金銅製の鈴の一部です。創建当時の飛鳥寺に使われていた可能性があるものだとして、注目を集めました。また、明日香村の石神遺跡から出土した飛鳥時代の土器は表面に水漏れを防ぐために黒いすすなどが塗られています。こうした特徴は、東北地方の土器にみられることから、当時、都が置かれた飛鳥と東北の間で交流があったことがうかがえるということです。飛鳥資料館の清野陽一研究員は、「飛鳥の考古学の成果をコンパクトにまとめているので、ぜひ見て頂いて考古学に興味をもっていただきたい」と話しています。展示会は3月14日まで開かれています。

西条・世田薬師栴檀寺 県産材で金堂建設中 本体工事ほぼ終了し、本尊安置

2021/01/23 08:00
 「きうり封じ」で知られる愛媛県西条市楠の世田薬師栴檀寺(せんだんじ)が金堂の建設を進めている。使用木材は全て県内産で、寺が創建された奈良時代の建築様式を採用。本体工事がほぼ終了し、本尊・薬師如来像を ...

好きなもの、全てぶち込む 時代小説の若き旗手、矢野隆 『とんちき』『愚か者の城』相次ぎ刊行

2021/01/23 07:46
 <土曜カルチャー>
久留米出身 太宰府在住  とびきり面白い時代小説を書く作家が地元にいる、と聞き、早速会いに行った。福岡県久留米市出身の矢野隆(44)=同県太宰府市在住。2008年に『蛇衆(じゃしゅう)』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。約10年間で25冊以上を出版するなど、精力的に書き続けている。昨年は、若き日の滝沢馬琴、東洲斎写楽、葛飾北斎らを主人公にした『とんちき 耕書(こうしょ)堂青春譜』(新潮社)と秀吉の青年時代を描いた『愚か者の城』(角川書店)を相次いで刊行。密度の濃い作品を量産し続けている秘密を聞いた。
 『とんちき』は江戸後期の地本問屋(草双紙(くさぞうし)など大衆本の出版・販売をする店)・耕書堂が舞台。十返舎一九や馬琴、北斎ら、デビュー前のまだ何者でもない天才たちと、彼らを支え、売り出す側で<江戸最強の出版人>蔦屋重三郎の物語だ。文芸誌『小説新潮』に17~20年と連載した連作短編で、1編ごとに話者が変わる。瑣吉(さきち)(馬琴)は書きたい物が書けない境遇にうじうじ悩み、売れないくせにいつも自信…

NBCから:世界一の九州が始まる「クロモジがお酢を変える!」 あす、午前10時15分放送 /長崎

2021/01/23 07:32
お酢×ハーブの発酵パワー  和製ハーブの「クロモジ」をご存じですか?
 茶道では楊枝(ようじ)として和菓子に添えられる、そうアレです。江戸時代には枝を粉末にして歯磨き粉にしたほど抗菌作用がある、さわやかな香りが特徴の香木です。そのクロモジと“世界最古の調味料”と言われるお酢が出会った時、新たな発酵パワーが誕生します。
 西海市で120年続く川添酢造は、機械に頼らない昔ながらの製法で作るお酢やみそが評判で、小さいながらも全国に根強いファンがいる醸造元です。4代目の川添成行さん(70)を3人の子供たちが支える家族経営で、現在、お酢作りの担当は、次男の光蔵さん(36)。

“光”と“暖”の道具展 江戸時代から昭和にかけて90点 米子・山陰歴史館 /鳥取

2021/01/23 07:24
 江戸時代から昭和にかけての照明器具や暖房器具など約90点を紹介する蔵品展「“光”と“暖”の道具」が米子市中町の市立山陰歴史館で開かれている。主任学芸員の笹尾庸嵩さん(30)は「少しでも温かい気持ちになってほしい」と話す。3月28日まで。
 行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)、火鉢、湯たんぽなどのほ…

護岸に拡張工事跡 カキツバタ群生範囲 奈良・法華寺庭園 /奈良

2021/01/23 07:09
 国の名勝・法華寺庭園(奈良市)で、寺の代名詞ともなっている「カキツバタ」の数を増やすため、昭和中期から平成前半ごろ、庭園中央にある池の護岸を拡張した工事跡が見つかった。保存整備のため発掘調査した奈良文化財研究所が22日、発表した。
 庭園は江戸時代前期の築造とみられ、客殿の前に築山と池が配されている。カキツバタは江戸時代に京都御所から移植されたと伝わり、毎年初夏には青紫のかれんな花を咲かせて訪れる人を楽しませる…

奈良・明日香村移住者へ 「農+観光業」を提案 収入安定し放棄地も解消

2021/01/23 07:07
千葉 アヒルで鳥インフル 出荷先6道府県 処分完了  農水省と千葉県は21日、同県横芝光町のアヒルふ卵農場で鳥インフルエンザの疑似患畜を確認し、約8000羽を殺処分した。今季37例目となる。アヒルのひなの出荷先である疫学関連農場は北海道、宮城、茨城、埼玉、大阪、奈良の6道府県9農場に及び、同日に各自治体が約6700羽の殺処分を終えた。 発生農場が20日、産卵率の低下を県に通報。農水省によると、産卵率低下は高病原性鳥インフルエンザでも起きる症状で、防疫指針にも記載がある。21日に遺伝子検査で高病原性の疑いがあるH5亜型と判定された。 千葉県は発生農場で防疫措置を実施。同農場から半径3キロ圏内の移動制限区域には5戸が約17万羽を、半径3~10キロ圏内の搬出制限区域には25戸が約126万羽を飼う。 疫学関連農場では、発生農場が7日間以内に供給したひなを疑似患畜とし、同じ鶏舎などで管理するアヒルを殺処分した。疫学関連農場周辺では、移動制限・搬出制限区域を設けていない。出荷先も殺処分 拡散防止へ厳重警戒 アヒルのひなの出荷先道府県では、ひなを疑似患畜として同日中に殺処分を完了。当該農場の家禽(かきん)の移動を禁止するなど、対応に追われた。  埼玉県は同日、県内2カ所に出荷されていたアヒル2159羽の殺処分を終えた。対象は行田市の879……

【孤高の国母】(47)母は「老女の身分」…皇太子妃の親孝行

2021/01/23 07:00
明治天皇の生母、中山慶子 日露戦争の余韻が冷めない明治39年1月3日、突然の悲しみが節子妃(貞明皇后)を襲う。宣仁親王(高松宮)の満1歳の誕生日だったこの日、父の九条道孝が急死したのだ。
 貞明皇后実録には、危篤の知らせを受けた節子妃が《午後五時十五分御出門、其(そ)の邸に行啓あり、親しく御見舞あらせられ、六時頃還啓したまふ》(7巻3頁)とあるが、道孝はすでに息を引き取っており、臨終には間に合わなかった(※1)。
 厳格であり、幼少期にはほとんど顔を合わせなかった父である。しかし皇太子妃となった節子妃を陰で支え、励ましてくれた父でもあった。
 享年六十六-。
 白布をかけられた父の前に端座し、節子妃は静かに涙を落とした。
 道孝は同月12日、京都の東福寺に埋葬された。鎌倉時代の摂政、九条道家が建立した九条家の菩提寺(ぼだいじ)である。埋葬に伴い、節子妃の生母の野間幾子も、京都に移居して隠棲することになった。

日本人が知らない裏歴史…江戸時代、幕府が「ミイラ」を大量輸入していたワケ

2021/01/23 06:08
「日本医学」の発展の陰で江戸時代、幕府が鎖国を行い、自国の支配を強固にしたことは周知の通りだ。しかしこの間、完全に海外との交流を断絶していたわけではない。幕府はいわゆる「四つの口」と呼ばれる、長崎の出島、対馬、薩摩、松前の地で貿易を行ってきた。
当時の輸入品の大部分は生糸や絹織物で占められていたが、それ以外に一風変わった代物もあった。例えば、享保13(1728)年に時の将軍、徳川吉宗が中国の商人から取り寄せた象などは有名だろう。
だが、奇妙な輸入品は他にもある。江戸中期以降、西洋医学の研究が盛んになると、伝統的な漢方医学と融合し、日本医学は独自の発展を遂げるようになった。

飛田新地の廃屋「満すみ」が語る飛田遊廓の記憶

2021/01/23 06:00
 長年、風雨にさらされたことで建物の老朽化は進んでいる。板張りの床はところどころ腐っており、天井が崩落している部屋もある。屋根瓦の一部も剥がれており、年々、凶暴化する台風によっていつ崩壊してもおかしくない状況だ。
 実のところ、いつ、どのタイミングで満すみという屋号になったのかは分かっていない。もっとも、錆び付いたシャッターを開ければ、売春防止法の施行前、「飛田遊廓」と呼ばれた時の痕跡が至るところに遺されている。
 シャッターを開け、湿り気を含んだ廃墟特有の重い空気を吸い込むと、まず目に入るのは、赤絨毯とその先にある表階段である。そのまま奥に分け入ると、階段の手すりには松竹梅の透かし彫り。時間がきたら鳴らしたのだろうか、番台には呼び鈴のようなものがある。

かさましこストーリー(2) 笠間初代が中興の名刹 楞厳寺(笠間)

2021/01/23 05:05
 茨城県を代表する臨済宗妙心寺派の名刹(めいさつ)。鎌倉時代中期、宇都宮氏の一族で笠間初代の領主笠間時朝(かさまときとも)が鎌倉五山の名僧大拙(たいせつ)和尚を迎え律宗から禅宗に改め中興させ、笠間氏の菩提(ぼだい)寺となった。
 禅宗様式の四脚門や切り妻造りのかやぶき屋根が特徴の山門、鎌倉時代の作とされる十一面千手観音立像(ヒノキ材寄せ木造り、像高約2メートル)は共に国重要文化財に指定されている。
 カシ類やサカキの自然林が残る笠間県立自然公園の一角に境内がある。観音堂や太子堂、本堂をゆっくり巡り、手を合わせ拝観した。静寂さと厳粛さに包まれる中、深呼吸する。時の流れが止まったようだった。
 メモ 茨城県笠間市片庭775。本尊は大日如来。北関東自動車道笠間西インターチェンジから車で約20分。(問)0296・72・4733。
 ミニ知識 十一面千手観音立像は境内の収蔵庫に安置されており、拝観(無料)する場合は事前の電話予約が必要。楞厳寺の裏山は片庭ヒメハルゼミの発生地として国天然記念物指定。
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【Web限定記事】 1400年前の刀など20点以上展示 松田町民文化センターで2月末まで

2021/01/23 00:00
 松田町の町民文化センターで2月28日まで、町指定文化財の展示会「直刀及び鏃(やじり)」が開かれている。およそ50年前に町内の個人所有の土地にあった古墳から発見され、同所有者が保管してきた直刀や鉄やじりなど、20点以上が並ぶ。
 長さが異なる3本の直刀をはじめ、鉄製の矢じり、石でできた狛犬の置物などが木箱に収まる形で展示されている。いずれも約1400年前に作られた平安時代の遺物とみられ、直刀についてはさびがひどく、かろうじて刀の形を識別できるほどの状態だ。
 昨年11月には公益財団法人・かながわ考古学財団による出土品の再調査も実施。「3本の直刀がそれぞれ違う時代に作られたとみられる」ことや、「前回の鑑定結果から1世紀早い7世紀代の遺物である」ことなど、本調査で新たに判明した結果に関する解説資料も、展示品の近くに置かれている。
 町教育課の担当者は「そもそも、松田町に古墳があったことが知られていない」と指摘。「個人の方が大切に残されてきたことはすばらしいこと。展示を通じ、ぜひ古墳などに関心を寄せてもらえれば」と話している。
 午前10時〜17時開館(月曜日休館)。問い合わせは町教育課【電話】0465・83・7021へ。