天台宗の歴史を幅広く紹介 ― 東京国立博物館で 最澄…|鎌倉に古美術品に触れられるギャラリー まるで 天空に…|神のみぞ知る…疫病退治の秘策|他

天台宗の歴史を幅広く紹介 ― 東京国立博物館で「最澄と天台宗のすべて」

2021/10/11 11:19
東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」会場
平安時代の仏教僧、最澄(767~822)が没してから1200年の大遠忌となる今年、日本天台宗の開宗から江戸時代に至るまで、天台宗の歴史を幅広く紹介する展覧会が、東京で始まる。
中国・隋時代の天台大師智顗(ちぎ)によって開かれた、天台宗。鑑真が日本にもたらした経典から智顗の教えを学んだ最澄は、平等思想を説いた「法華経」に心惹かれ、その教えを広めるために延暦寺を創建した。
延暦寺は多くの高僧を輩出し、多様な教えは日本文化にも大きな影響を及ぼしてきた。
展覧会では、日本各地で守り伝えられてきた貴重な宝物や、「法華経」が説く万民救済の精神をあらわす文化財を、地域的な特色を示しながら紹介。
秘仏をはじめ、天台の名宝が一堂に集う貴重な機会となる。
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」は東京国立博物館 平成館 特別展示室で2021年10月12日(火)~11月21日(日)に開催。入館料は当日券が一般 2,200円など。混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)が導入される。
東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」会場
東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」会場
東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」会場

鎌倉に古美術品に触れられるギャラリー まるで「天空に浮かんだ」自邸を開放

2021/10/11 11:15
 黒田幸代さん・貴彦さん夫婦が2年前に新築した自宅の1階をギャラリースペースとして開放。2人が集めた日本をはじめ世界中の古美術品(一部委託販売品を含む)を30点を常時、展示・販売する。
 千葉県内のマンション住まいだった2人。収集していた古美術品などが増えたため「既製の箱の中ではなく、コレクションを生かした暮らしを実現するため」(貴彦さん)、土地を探し求め、湘南などに足を運んだ。
 約2年掛けてたどり着いたのが、鎌倉駅からバスで約10分、橋を渡り、途中急な階段や急坂を上り、地図に掲載されていない私道の先だった。「『普通はこんな場所は買いませんよ』と不動産屋さんにもびっくりされた」と笑う幸代さん。貴彦さんは「でも、とにかく静か。隣家以外は緑と空しか見えない立地で、2人共、一目見て気に入った」と続ける。
 「美術館やホテルのような非日常を感じる空間を」と建築家にリクエストして2019(令和1)年6月、正立方体の上に三角形を4枚貼り合わせたような屋根が載る2階建ての自宅が完成した。丘の上に建つ独特な形状に「天空に浮かんだ家」と呼んだ知人もいたという。
 敷地面積は約739平方メートル、延べ床面積93平方メートル。室内は柱が無い広大なワンルームで、キャビネットなどで仕切って家中にコレクションを配置した。貴彦さんは「訪れた友人が『ギャラリーみたい』……

神のみぞ知る…疫病退治の秘策

2021/10/11 10:56
読売新聞社の運営するサイト 発言小町「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。
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夕暮れのカラスってステキ! 清少納言が推奨する、秋の光景とは?

2021/10/11 09:36
「秋は夕暮~」の箇所を以下に紹介しましょう。
「秋は夕暮。夕日のさして山の端(は)いと近(ちこ)うなりたるに、烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入(ひい)り果てて、風の音(おと)、虫の音(ね)など、はた言ふべきにあらず」
どんな内容でしょうか。ポップに意訳してみましょう。
「秋はなんと言っても、夕暮れ時がいいわね! 夕日がさして、山の端(はし)に落ちかかるころに、カラスがねぐらへ帰ろうとしているの。三羽四羽、二羽三羽と、急いで飛んでいく様子は、しみじみして、心にしみるわ。まして、カリなどが連なって飛んでいくのが、とっても小さく見えるのは、これまたとってもステキなの。日が沈んだあとの、風の音や虫の音などは、もう、言葉では言い表せない。もちろん、すばらしい情景よ」

尾道市史編さん委員会事務局だより「市史広報」第9号を発行しました!

2021/10/11 09:14
•創刊準備号(2016年12月発行)※在庫有り
「新尾道市史」編さんを広く市民の皆さまに知っていただこうと発行しました。「市史編さんの概要」、「初代尾道駅舎」など紹介。
市史広報創刊準備号 [PDFファイル/1.35MB]
•創刊号(2017年5月発行)※在庫無し
 御調の歴史・文化、菅野の満願寺で行われる33年に一度の御開帳や徳永の真田伝説を特集。本格的に稼働し始めた市史編さん事業の一端の紹介。
市史広報創刊号 [PDFファイル/6.52MB]
•第2号(2017年12月発行)※在庫わずか
 旧尾道市街を構成する尾道町の東エリアを歴史散歩できるような内容になっています。各所の解説などとともにご案内。
市史広報2 [PDFファイル/2.26MB]
•第3号(2018年5月発行)※在庫有り
 海の領主たちが活躍した中世南北朝時代から、大正期には向島を舞台に開催された瀬戸内海勧業博覧会の様子、大がかりな島の埋め立て事業の経過を紹介。
市史広報3 [PDFファイル/2.04MB]
•第4号(2019年1月発行)※在庫有り
 かつて千石船を有し、賑わいを見せた因島の椋浦の歴史や史跡の紹介。明治期の尾道商人・大藤忠兵衛の旧蔵資料から発見された引き札などの貴重な資料群の紹介。……

太閤秀吉ゆかりの庭園 精巧な醍醐寺三宝院のジオラマに驚嘆

2021/10/11 09:00
 醍醐寺の三宝院(さんぼういん)は平安時代末の1115年、左大臣・源俊房の子で醍醐寺14代座主の勝覚が灌頂院(かんじょういん)として開いた醍醐寺の塔頭。朝廷や鎌倉幕府、室町幕府との関係が深く、応仁の乱で焼失したものの、豊臣秀吉の天下統一後に醍醐寺80代座主・義演によって再興されました。
 その庭園は「醍醐の花見」に際し、秀吉がみずから基礎設計を行ったもの。1598年、醍醐の花見終了後に作庭が始まり、小堀遠州の門人で「石組の名手」と称された賢庭などが参加して秀吉没後も作庭は続けられ、1624年に完成しました。
 1952年には安土桃山時代の華やかさを伝える庭園として、国の特別史跡および特別名勝に指定された醍醐寺三宝院庭園。特別史跡かつ特別名勝に指定された庭園は全国に8つしかなく、京都ではほかに天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)のみとなっています。
 この三宝院のジオラマを作ったのは、Twitterユーザーの宗秀斎さん。「古(いにしえ)から日本人の心にある古の情景美を小さな空間に凝縮することで、まるでそこにいるかのような心のオアシスになれば」と、現存する歴史的建造物や失われた室町・戦国時代の武家屋敷など、古の風景をジオラマで再現して発表されています。
 宗秀斎さんがジオラマで再現したのは庭園のほか、醍醐の花見に際して奈良から移築された……

【歴史シアター】蘇我馬子 創建の飛鳥寺から謎の雲母 埋納の装飾品か

2021/10/11 08:00
蘇我馬子が建立したわが国最古の寺院、飛鳥寺=奈良県明日香村飛鳥時代に創建されたわが国初の本格寺院「飛鳥寺」(安居院)=奈良県明日香村=の創建時の塔心礎(塔の中心柱を受ける礎石)から、雲母の破片が百点近く見つかっていた。一緒に出土した刀子や鉄器、水晶玉などの遺物とは明らかに異なる鉱物の薄片。それはどんな意味を持つのか。なぞの雲母片について、「何らかの装飾品だった可能性が高い」とする論考を、奈良文化財研究所飛鳥資料館の石橋茂登学芸室長が「奈良文化財研究所紀要2021」に発表し、注目されている。ヤマト王権で権力をふるった蘇我馬子が創建した飛鳥寺は、朝鮮半島の百済からの指導を受けて建設されたことが分かっており、その埋納儀礼に使われていたのかもしれない。
壮大な伽藍飛鳥の中央部を貫く飛鳥川のほとりに、蘇我馬子が飛鳥寺(法興寺)の建設をスタートさせたのは崇峻元(588)年のことだった。わが国ではこれまで例のない本格寺院。「日本書紀」によると、百済が僧、仏舎利(釈迦の遺骨)とともに、寺工(てらだくみ)2人、鑪盤(ろばん)博士(塔関係の鋳造技術者)1人、瓦博士4人、画工1人を派遣、その指導により造営が始まった。2年後に建築に使う木の伐採が行われ、同5(592)年、金堂と回廊の工事に着手。推古元(593)年1月、塔の心礎に仏舎利が埋納されて、心柱(中心柱)が建てられた。