神戸らんぷミュージアム 来月末で閉館へ|中世日本を知る手がかり身近に 重文 東寺文書 ウェブ…|食のみやこ 鳥取県 江戸時代の史料からも証明|他

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神戸らんぷミュージアム 来月末で閉館へ

2022/01/24 11:54
関西電力は、江戸時代のろうそくなどを展示し、「あかり」の歴史を紹介してきた「神戸らんぷミュージアム」について、利用客の減少などを理由に来月末で閉館することを決めました。
「神戸らんぷミュージアム」は、関西電力が「あかり」の文化や歴史を紹介しようと、1999年に神戸市中央区にオープンした博物館で、江戸時代のろうそくや近代の石油ランプ、それに、ガス灯などおよそ1000点が展示されています。
開館当初、利用客は年間5万人を超えていましたが、年々、減少傾向が続き、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、おととしは4600人余りにとどまっていました。
関西電力では、利用客が減少しているのに加え、厳しい経営環境が続き一段と合理化を進める必要があるとして、この施設を来月28日で閉館することを決めました。
博物館の所蔵品を別の場所で再び展示するかなどについては今後、検討するとしています。
関西電力は「開館以来、55万人の方に来ていただき魅力を感じてもらえたが、会社を取り巻く環境が大きく変化し、経営効率化の一環として閉鎖を決めた。今後も、『あかり』の文化を伝える方法を検討していきたい」と話しています。

中世日本を知る手がかり身近に 重文「東寺文書」ウェブサイトで公開

2022/01/24 10:00
 国の重要文化財で滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)が所蔵する古文書「東寺文書(もんじょ)」がデジタル化され、東京大学史料編纂(へんさん)所のホームページで閲覧できるようになった。
 東寺文書は、東寺(京都市)に伝えられた3万点を超える古文書群。東寺が所有していた荘園の帳簿や、僧侶たちの会議の議事録など、中世の日本を知るうえで大きな手がかりになる記録だという。
 琵琶湖博物館が所蔵するのは、そのうち平安時代から江戸時代に書かれた107点。御上(みかみ)神社(野洲市)の社家に伝わったが、1996年に県の所有となった。多くが、裏に和紙を貼って丈夫にする「裏打ち」がされていないため、書かれた当時のままの状態で残されている。
 これまでは琵琶湖博物館などで展示された時や、学術目的で使用する場合のみ閲覧が可能だったが、ウェブ公開されたことで、誰でも目録や画像のほか、翻刻(現代文に活字化したもの)も見ることができる。
 同館専門学芸員の橋本道範さんは「東寺文書は日本中世史のもっとも基本となる史料。一般の人や海外の研究者もかんたんにアクセスできるようになり、さらなる日本中世史研究の発展につながる」と期待を寄せる。
 一連の史料はホームページ(https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/)から「日本古文書ユニオンカタログ」……

「食のみやこ」鳥取県 江戸時代の史料からも証明

2022/01/24 09:44
 「食のみやこ」と銘打つ鳥取県だが、実は江戸時代から既に「食のみやこ」だったことをご存じだろうか。当時、諸藩は数カ月に1度、幕府に地元の名産品を贈る「時献上」をしていたが、鳥取藩はそれを毎月行っていた ...

奈良の大安寺、がん封じの笹酒祭り 今年も笹酒は持ち帰り

2022/01/24 09:30
 南都七大寺に数えられる大安寺(奈良市)で23日、恒例の「がん封じ笹(ささ)酒祭り」があった。例年は境内で笹酒を飲み、健康や長寿を願うが、寺は昨年と同じくコロナ対策をとった。境内の飲食は禁止し、参拝者には容器に入った笹酒を持ち帰ってもらった。
 奈良時代の光仁天皇が境内の竹を使って酒を飲み、健康で長生きしたという伝承にちなむ。命日とされるこの日、毎年法要が営まれ、祈禱(きとう)が行われる。参拝者には祈禱が施された笹酒を授ける。
 訪れた人たちは、寺が用意した笹酒と竹のさかずきのセットを受け取って、境内で静かに参拝していた。祈禱も20分ごとの時間制で行われた。
 大安寺はがん封じの寺として信仰を集めるが、毎年参拝している奈良市の女性(38)は「コロナの終息を願いました」と話した。(清水謙司)

マナーうんちく話2096《「人生百年二毛作時代」と「祝い年」》

2022/01/24 09:25
日本では厄年がありますが、実はそれ以上前から「祝い年」という概念がありました。
「十有五にして学を志し、三十にして立つ。」に始まり「五十にして天命を知る。六十にして耳順う・・・」と続く論語の一説は有名ですね。
BC550年頃の思想家孔子が説いた儒教では「長寿」や「敬老思想」が尊ばれ、これがやがて日本にも伝わったわけです。
前回取り上げた「厄年」と同じように、奈良時代から平安時代にかけ40歳から10歳ごとに、50歳、60歳を「長寿」として、貴族の間でお祝いをする風習が存在したようです。
奈良時代になると稲作技術がある程度定着し、安定した食糧確保が可能になり、人口が増え、平均寿命が大きく伸びたことが長寿を祝うようになった大きな原因かもしれませんね。
とはいえ奈良時代頃の日本人の平均寿命は、記録の取り方やそれに関する文献も乏しく推測の域を出ませんが、恐らく20代後半から30代前半とされています。
とにかく乳幼児の死亡率が大変高かったので頷ける数字ですが、そのような時代に40歳まで生きれば、立派な長寿者で、祝う値打ちが十分ありますね。
ただしこの恩恵を被ることができるのは、衣食住に恵まれていた貴族のような特権階級の人たちだけだったと思います。
また貴族階級の人たちの生活は陰陽道により、事細かく決められていたのでしょうか、常……

城の起源、弥生時代の環濠集落 吉野ケ里遺跡

2022/01/24 09:19
吉野ケ里遺跡は、発展を遂げた大規模な環濠集落の代表例だ。佐賀県の脊振(せふり)山地南麓(なんろく)からのびる丘陵上にある、日本最大級の弥生遺跡である。
1986(昭和61)年度から3年間で約30ヘクタールの範囲が発掘され、弥生時代前期(紀元前5世紀~紀元前2世紀)から弥生時代後期(1~3世紀)まで、規模を拡大しながら大規模な環濠集落へ発展したことが判明している。
弥生時代前期には小規模な集落(ムラ)だったが、弥生時代後期には最盛期を迎え、外環壕(吉野ケ里遺跡では水を張った形跡がないため「壕」の字を用いる)で囲まれた大規模な集落の集合(クニ)が成立。約700年間続いた弥生時代のすべての時期の遺物・遺構が確認され、それぞれの時期の特徴が明らかになっている。当時の社会の変化を知ることができる貴重な遺跡として、学術的価値が高い。
延長2.5キロの環壕 最盛期の姿を復元復元整備されている環壕集落を囲む推定延長約2.5キロの環壕は、最大で幅6.5メートル、深さは3.3メートルあったという。「魏志倭人伝」に記載された邪馬台国を想起させる遺跡として、現在は紀元3世紀頃の最盛期の姿を吉野ケ里歴史公園として復元整備。公園の総面積は117ヘクタールに及ぶ。
歴史公園センターのある東口から入ってすぐ、西側に広がる巨大環壕集落が復元された環壕集落ゾーンが、おもな……

瀬戸内市で刀剣の吉凶占う「剣相」の歴史紹介

2022/01/24 09:00
 【岡山】手相や人相のように刀剣の模様や傷痕から吉凶を占う「剣相」の歴史を伝える企画が瀬戸内市長船町長船の備前長船刀剣博物館で開かれている。時代により何を吉凶と捉えたかは様々で、実物の刀剣や古文書など44点の展示を通じ変遷をたどれる。3月27日まで。
 剣相を占う風習は鎌倉時代からあったとされ、室町時代末期に書かれた「長享銘盡(ちょうきょうめいづくし)」という書物が、確認できる最古の資料になる。この書物では刀身を先端から12分割し、どの場所に傷があるかで災いを暗示したり、刀剣を火、土、木、金、水の五つの属性に分類し、持ち主との相性の善しあしを示したりしている。
 剣相は、その刀剣が製造され始めた日や完成した日、銘に刻まれた文字から縁起の善しあしを占うこともあった。江戸時代に入ると、戸次(べっき)流や宇佐流、小笠原流といった九つの流派が現れ、それぞれが独自の解釈を披露したという。戸次流の書物で刀身の傷痕を何かの生き物のように見立てた絵図も紹介されている。
 一方、江戸時代の武家、公家、豪商、刀匠、研究家が剣相をどう考えていたかを古文書から知るコーナーもある。武家は「剣相家」を家に招いて占いをさせていたが、刀匠は「剣相は求める人の心による」と冷静な反応を示している。学芸員の志部良子さんは「占いをとても大切にしている人と、吉凶とは関係がないという色々……

酒が湧き出る伝説の滝、下流で水が消える…「養老の滝」の秘密

2022/01/24 08:28
 岐阜県養老郡養老町の養老公園にある「養老の滝」。親孝行の孝子伝説で知られる滝で、奈良時代の元号「養老」の由来にもなった。伝説では酒が湧き出たというが本当だとすると、その“酒”はどこまで流れていったの ...

集中力の御嶽海が照ノ富士に圧勝し3回目の優勝!江戸時代の雷電以来、長野県出身の大関へ期待高まる【相撲こそ我が人生 6…

2022/01/24 08:01
集中力の御嶽海が照ノ富士に圧勝し3回目の優勝!江戸時代の雷電以来、長野県出身の大関へ期待高まる【相撲こそ我が人生 68歳スー女の初場所観戦記】(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース  Yahoo!ニュース

松竹が「代官山メタバーススタジオ」開設! 初陣は平安時代が舞台の“META歌舞伎”

2022/01/24 08:01
松竹株式会社(以下、松竹)は、2022年1月21日(金)に「代官山メタバーススタジオ」を開設。
ミエクル株式会社を運営主体としながら、松竹グループが手がける映画・演劇事業において、バーチャルプロダクションの活用ニーズを追究します。
「代官山メタバーススタジオ」とは「代官山メタバーススタジオ」は、松竹グループのバーチャルプロダクション手法の研究開発拠点。バーチャルプロダクションとは、立体的なCG背景と現実世界で撮影する映像をリアルタイムで融合する手法のことです。
本スタジオでは、「共創」をキーワードに、個人・法人問わず多様なクリエイターと共創し、コンテンツ開発・技術検証を行います。
スタジオ内では、グリーンバックや大型LEDディスプレイを用いて、リアルタイムに人物とバーチャルセットを合成し撮影することが可能。地理的制約や、日照時間・天候といった自然条件にも左右されません。また、CG撮影後に必要な背景と人物の合成作業が大幅に短縮されるため、従来の編集作業を効率化することができます。
現在、バーチャルセットが移り変わるワンカットのデモムービーを公開中です。
オープン記念・第一弾!『META歌舞伎 Genji Memories』本スタジオの技術を利用したコンテンツの第一弾として、1月25日(火)に歌舞伎公演『META歌舞伎 Genji……

唐招提寺へ女竹1500本 宝扇用 三重の市民団体奉納 /奈良

2022/01/24 06:06
 奈良・唐招提寺の伝統行事「うちわまき」でまかれる「宝扇(ほうせん)」に使われる女竹(めだけ)の奉納式が19日、唐招提寺であった。12年前から女竹を納めている三重県名張市の市民団体「唐招提寺に竹を送る会」(奥西勲会長)が、この日の朝、トラックに約1500本の女竹を載せ届けた。
 うちわまきは、鎌倉時代に唐招提寺を復興させた覚盛(かくじょう)上人の命日(5月19日)に行われている。不殺生を貫いた上人をしのび、蚊を殺さず追い払えるうちわを供えたのが始まりで…

聖徳太子一四〇〇年遠忌 街道から考察 リレー講座5回目 三宅 /奈良

2022/01/24 06:06
 聖徳太子ゆかりの地で学ぶ「聖徳太子没後1400年リレー講座」(県主催)が22日、三宅町文化ホールで開かれた。2021年10月から続く第5回。「古代の街道から太子を考察」をテーマに約140人が太子の姿に迫った。
 三宅町には、太子が拠点を置いた斑鳩と推古天皇の宮があった飛鳥の地を結んだ「太子道(筋違(すじかい)道)」が通り、太子ゆかりの伝承も残る。発掘調査から、6~7世紀ごろの道幅は約22メートルと推定される。町出身、在住の千田稔・県立図書情報館長は基調講演で「古代の大工事。聖徳太子の何らかの考えが投影されて…

院政の真実、個人資産を持てない天皇と私腹を肥やす貴族との攻防 鎌倉殿の時代(3)院政とは(前編)

2022/01/24 06:00
 院政を始めたのは、1086年(応徳3)に退位した白河上皇です。ちょうど頼朝の祖先の義家が、後三年の役という奥羽の内乱にかかわっていた頃のことです。
 日本の古代国家は7世紀半ばから8世紀にかけて、律令制と呼ばれる中央集権的な支配体制を打ち出します。律令制では、日本全国の土地と人民は天皇のものと定められ、全国一律の統一基準によって徴税を行うことになっていました。
 それまで、自分の領地を自力で治めていた古代豪族たちは、天皇から官位と官職を与えた宮廷貴族となって、国庫から身分や役職に応じたサラリーを支給されます。各地方は、都から派遣される国司などの役人が支配することになったのです。
 ところが、いつの世も支配者という人種は貪欲です。政治を牛耳るようになった有力貴族たちは、あの手この手で法の網の目をかいくぐり、抜け道をさがして、蓄財に血道をあげます。あるいは、自分たちの権益に都合がいいように、法の施行細則や運用基準を変更して、規制を骨抜きにします。ここに登場してくるのが、荘園です。
 荘園とは、一言でいうなら「開発特区」です。もともとは国を豊かにするために、田畠の開発を奨励する特区制度があったのです。特区では事業者への優遇措置として、一定期間の国税が減免されます。政治家(=貴族)たちは、自分が事業者となって私腹を肥やしながら、税の減免ワクをな……

安来・加納美術館で企画展 えりすぐり備前焼78点 創設者収集、人間国宝作品も /島根

2022/01/24 05:46
 安来市加納美術館(安来市広瀬町布部)の創設者、加納溥基(ひろき)氏(故人)が収集した備前焼約550点からえりすぐりの78点を集めた企画展「加納溥基コレクション+備前焼に魅せられて~土と炎~」が同館で開かれている。4月10日まで。【松原隼斗】
 鎌倉時代から現役作家までの茶器や花器、細工物など。現代の備前焼に大きな影…

「能はミュージカル」 プロ・アマ・子どもが共演 名張 /三重

2022/01/24 05:24
にぎわう桔梗が丘市民センター 能楽の愛好家らが出演する「第35回新春謡曲仕舞(しまい)大会」(名張能楽振興会主催)が23日、名張市の桔梗が丘市民センターであった。市内の3団体と、名張こども能楽囃子(はやし)教室の計約30人が参加し、謡や舞などを披露した。
 名張能楽振興会は1987年に結成した。現在は桔謡会、名張幽風会、邦謡会の3団体が参加する。南北朝時代の能役者・作者の観阿弥が、名張で芸能集団を組織したと伝えられることから、催しや子ども向け…

曽我兄弟仇討ち表情様々 県立博物館で屏風展

2022/01/24 05:00
発言小町「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。
ヨミドクターyomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。
OTEKOMACHI「OTEKOMACHI(大手小町)」は読売新聞が運営する、働く女性を応援するサイトです。
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美術展ナビ読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。
紡ぐプロジェクト文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸能など日本文化の魅力を伝えます。
読売調査研究機構東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講師を招いた講演会や対談、読売新聞記者によるセミナーなどを開催しています。
教育ネットワーク読売新聞の教育プログ……

<16>音を作る楽しさ広まれ

2022/01/24 05:00
 神社仏閣や結婚式場で流れる荘重な調べ、雅楽。中国や朝鮮半島から伝わった音楽や舞が、日本古来のものと融合した独自の芸術だ。奈良時代に始まったとされ、平安時代に盛んになり、千数百年の時を超え、現代へと続く。
 天理市二階堂上ノ庄町の「工房 響(ひびき)」代表、東(ひがし)康弘さん(68)は、雅楽器の製造や修理をなりわいとしている。雅楽の主要な楽器、笙(しょう)、縦笛の篳篥(ひちりき)、横笛の龍笛(りゅうてき)の3種類を作る。
 オルガンのような音で和音を奏でる笙は、ハーモニカと同じ原理で音を出す。直径約1センチ、長さ10~50センチの17本の竹管のうち、15本に、銅と錫(すず)の合金製のリードが付いており、竹管の指穴を押さえて息を吹き込んだり吸ったりすることで、リードが振動して音が鳴る。
 東さんは大阪府東大阪市の出身。両親が天理教の布教師で、子どもの頃から雅楽が身近だったという。高校卒業後、「雅楽でなくてもよかったが、東京に行きたくて」、東京都内で宮内庁楽部の元楽師の内弟子となり、住み込みで笙の演奏や調律を学んだ。
 「雅楽は、最初に歌を覚えて、その歌を楽器で表していくんですね。クラリネットなどの洋楽器のように、押さえたら音が出るというようなものではなく、笙や篳篥、龍笛は自分で音を作らなければならない。単純な楽器だけれど、音を作る難しさと……