雅楽への招待――日本人が親しんでいる けれども詳しく…|佐賀に避難しているウクライナ人が有田町の窯元など見学|埴輪は重い!運ぶ苦労わかるね 名古屋・志段味古墳群で…|他

雅楽への招待――日本人が親しんでいる、けれども詳しく知らない音楽に浸かれる編集盤と笛の名手 芝祐靖の作品集

2022/11/28 11:46
日本人のDNAに刻み込まれている雅楽の調べと、笛の名手、芝祐靖の録音を復刻
 日本に生まれ育った人の誰もが、どこかで一度は耳にしている曲は?と 考えたとき、一番の候補に挙がるのは雅楽の“越天楽”だろう。でも一方で、日本の音楽の中で詳しく知られていないジャンルを選んでいくと一番の候補に雅楽が挙がる。奈良・平安時代から受け継がれてきたこの音楽が、四季折々の神事や行事に因んでいることなどは、ほとんどの人が知らないだろう。例えば“越天楽”は結婚の儀式。端午の節句の“蘇芳菲”や桃の節句の“桃季花”。戦勝祈願の“散手”と戦勝祝いの“久米歌音取”といった戦にまつわるもの。虫送り(田畑につく害虫を払う儀式)のための“甘州”のように生活密着型の曲もあるし、新築祝いの“賀殿”とか酒宴の席での“酒胡子”などと大分カジュアル目的の曲もあるから面白い。催事の終わりに演奏される曲は〈千秋楽〉というそうだが、それがそのまま舞台や相撲の最終日を表す言葉になっているのも興味深い。
 本作『雅楽への招待【実用編】』はそういった雅楽曲の数々を22曲収録したアルバムだが、全曲フルに収録されているわけではなく、それぞれが長い雅楽曲の一番わかり易い旋律を中心に抜き出し編集されているので、雅楽の知識が無くともそのエッセンスにドップリと浸かれる仕組だ。独特の揺らぎを感じさせる雅楽には心の鎮静作用や……

佐賀に避難しているウクライナ人が有田町の窯元など見学

2022/11/28 11:26
ウクライナから佐賀に来ている避難民が、有田町で伝統の陶磁器に触れる観光ツアーが行われました。
このツアーは、ウクライナ避難民の生活支援などを続ける、佐賀市を拠点に活動するNPO法人「地球市民の会」が、観光を通して日々の不安をやわらげてもらおうと企画したものです。
27日は、ウクライナ人の家族18人が陶磁器の町・有田町を訪れ、窯元や磁器の原料の採掘場「泉山磁石場」など10か所を巡りました。
このうち江戸時代から続く「柿右衛門窯」では、まず、歴代の職人が手がけた貴重な作品について説明を受け、伝統的な色使いと精緻な筆の運びに目を見張っていました。
そして、奥行き3メートルほどの石造りの窯の中も特別に公開され、実際に中に入ってまきを使って焼き上げる工程について通訳を通じて説明を受けたり、スマートフォンで撮影したりして楽しんでいる様子でした。
過去に日本での滞在経験があるオクサナ・フィルさんは「ウクライナのニュースを見て不安に思っているが、この旅行の間は忘れられそうで本当にありがとう」と話していました。
認定NPO法人地球市民の会の大野雄己さんは「戦争で大変な中、佐賀に来られている状況なので少しでも不安をやわらげて楽しんでほしい」と話していました。

埴輪は重い!運ぶ苦労わかるね 名古屋・志段味古墳群で家族ら体験会:中日新聞Web

2022/11/28 11:07
 古墳時代の人たちがどのようにして円筒埴輪(はにわ)を運んだかを考える体験会が26日、名古屋市守山区上志段味の志段味古墳群であった。市内外から家族連れ17組計64人が参加し、しょいこやてんびん棒を使って運んだ。...

大人気YouTuberスーツによる、江戸時代の東海道を自転車で東京から大阪まで9日間で走破する「東海道五十三次の旅」!

2022/11/28 11:00
2022年11月28日(月)株式会社二見書房より『スーツの東海道五十三次 自転車の旅 東京・日本橋から京都・三条大橋』『スーツの東海道五十三次 自転車の旅 東京・日本橋から京都・三条大橋【NFT特装版】』(スーツ)が発売されます。
​東海道の起点日本橋から旅がスタート、急こう配の箱根峠、江戸時代は人々を苦しめた川越え、当時から大人気の伊勢神宮のお宮参りなど、東海道の宿場を自転車で巡り、各所の名物や名所、スーツによる見どころポイントを紹介します。
ここでしか読めない情報満載!まち歩き好き、旅好き、歴史・地理好きの方にも!
<WEBサイト>https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576221809

目次1日目 江戸・日本橋→藤沢宿 東海道の起点、日本橋から旅がスタート!
2日目 藤沢宿→箱根宿 箱根の山は天下の険、キツい山道と甘酒茶屋
3日目 箱根宿→府中宿 三嶋大社、由比宿の本陣公園、小夜の中山峠
4日目 府中宿→浜松宿 大井川の川越え、夜泣き石伝説と子育て飴
5日目 浜松宿→岡崎宿 絶景の潮見坂、もっとも距離の短い御油―赤坂宿
6日目 岡崎宿→四日市宿 笠寺の六の市、七里の渡し、焼き蛤と松阪牛
7日目 四日市宿→草津宿 石薬師寺、女人……

北前船で栄えた町並みと芸術とともに楽しむ

2022/11/28 10:34
かつて北前船の交易で栄えた輪島市の集落で、写真や造形の作品を特色ある町並みとともに楽しむことができる催しが開かれています。
輪島市門前町の黒島地区は、江戸時代に北前船の交易で栄え、特色ある木造建築が建ち並ぶ町並みが国の保存地区になっています。
能登半島の観光協会が企画した催しは、黒島地区の伝統的な町並みを散策しながら、写真や造形の作品を楽しんでもらおうというもので、地区の3か所で展示が行われています。
このうち、かつて、北前船の船主の住宅として使われていた建物では、黒島地区在住の写真家、長瀬光恵さんが、たこ漁をする漁師など人々の暮らしや、地域の自然、生き物などを撮影した写真、およそ60点が展示されています。
このほか、地区の古い蔵などにはガラスやステンレスを使った造形作品が展示されていて、12月18日までの期間中、無料で鑑賞することができます。
能登半島広域観光協会の野口志穂事務局次長は「多くの人に訪れてもらい、作品鑑賞と地区の景観を楽しいでもらいたい」と話していました。

4工房連携で画期的成功 東福寺・重文「五百羅漢図」大修理

2022/11/28 10:18
 五百羅漢図は1幅が縦約170センチ、横約90センチと大きいうえ、47幅も修理が必要だった。一つの工房では数十年かかり、他方、複数で分担すると仕上がりが均一にならない恐れがあった。そこで用いる技術、材料、色、記録方法まで4者で統一し、技術者同士がよく話し合って作業を進めたという。
 「かつては『秘伝(技術)がある』とよその工房に出入りするなど考えられなかったが、古文書や古典籍の修理を行ううちに、この30年で連携が深まってきた。今回は前例のないほど風通し良く、互いの工房を行き来してディスカッションを重ねた」と岡さん。「各工房のカラーを超えて、どうチームワークを機能させるか、絵画分野で次の世代へのノウハウができた。画期的な修理例になった」とも評した。

袖振り合うも他生の縁 伝統文化や春夏秋冬を楽しみ、美しい所作と心を育てる日本の着物 『君よ知るや着物の国』2022年…

2022/11/28 08:58
株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『君よ知るや着物の国』(池田 訓之著)を2022年11月30日に発売いたします。
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多くの人が抱く心得違い
着るのが難しい、
窮屈で動きにくい、
約束事だらけで不自由……
もっと気楽に、もっと自由に着物を楽しむ方法を知り、
美しい着物の世界への第一歩を踏み出すきっかけとなる一冊です
着物は古来より脈々と受け継がれてきた日本の伝統文化です。平安時代、貴族は豊かな自然と四季の移ろいのなかで独自の美意識を発展させ、それらを着物で表現してきました。着物には日本人がもつ豊かな感性や、伝統を愛する和の心が詰まっています。
昨今着物姿の人はほとんど見かけなくなりました。興味をもっている人も、ルールやマナーが分からない、自分で着るのが難しいと考え、諦めてしまっているのではないでしょうか。しかし着物は本来もっと自由で快適なもので、春夏秋冬を表現する楽しさや、まとえば身につく美しい所作、文様や意匠に隠された奥深い和の文化などの魅力があります。日本人に生まれながらも、着物を楽しまずにいることはとてももったいないことです。
本書では山陰地方を中心に海外にも……

【道昭 日本仏教を形作る】(1)「西遊記」の三蔵法師に師事 最新の仏教を広める

2022/11/28 08:00
道昭法師座像(華厳宗元興寺蔵)飛鳥時代、遣唐留学僧として日本から唐に渡った僧侶のなかに道昭(629~700年)がいる。中国の小説『西遊記』の主人公、三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)(602~664年)に学んで多くの経典を持ち帰り、日本仏教の形成に貢献した。東アジア情勢の緊迫などで社会不安が高まる中、「天下を周遊して」各地で橋を架けたり、河川交通の整備、井戸の開発を手がけたりと多くの社会事業をなしたことでも知られる。人々を救済する仏教の利他行(りたこう)の実践。それは伝道と社会事業の一体的な展開で、後に続く弟子の行基(668~749年)らの活動にも影響を与えた。
偶然の出会い蘇我氏の氏寺として創建された最古の本格寺院、飛鳥寺(法興寺)=奈良県明日香村=で修行していた道昭が、留学僧として唐に赴くことになったのは白雉(はくち)4(653)年のことだった。
『日本書紀』によると、吉士長丹(きしのながに)を大使とした使節団(遣唐使)で、留学僧の中には道昭のほか、大化の改新の立役者となった藤原鎌足の長男、定恵(じょうえ)もいた。一行121人が一隻の船に乗り込み、唐の都・長安に向かった。また、別に120人の使節団も同時に渡唐した。

「磐井の乱」や「王塚古墳」論じる 飯塚で古代史講座第6回

2022/11/28 06:00
自然豊かな里山が広がる赤村が、ホラー映画のロケ地になった。今月、新感覚ホラー「みなに幸あれ」(来年公開)の撮影が10日間にわたって村で繰り広げられた。監督、スタッフ、俳優...

「手もみ製茶」の未来担う 奈良・月ケ瀬地区、上久保茶園 魅力広め、技術を守る /奈良

2022/11/28 05:49
 「大和茶」の産地である奈良市の月ケ瀬地区で、上久保茶園の主人が、機械による大量生産時代の中で「手もみ製茶」にこつこつと取り組んでいる。古来の製法を、未来へ残すために。自身の技能を磨くとともに、魅力や意義を発信するためのアイデアを膨らませている。
 現代は基本的に、収穫した茶葉を蒸す段階からもみ込んで乾燥させるまで、機械が使われる。栽培、製茶、小売りの全てを手がける同園も、例外ではない。
 「毎春、ごく少量しか作れないのですが……」。上久保淳一さん(35)は2013年に後を継いだ当初から、1人で手もみ製茶を始めた。

室町の兄妹・流れ公方と忘れられた尼:/43 すれ違う期待感 将軍と王子の片思い /京都

2022/11/28 05:43
 都を見下ろす比叡山の延暦寺は、「山門」と総称されてきた。南北朝時代、後醍醐天皇は、抵抗活動のため登山した。天皇の御座所の移動という意味を込め、「山門臨幸」と呼ばれ、太平記の有名な場面となっている。
 わずか数百人で上京作戦を決行した十代将軍・足利義稙(よしたね)は、再現を願った可能性がある。だが、軍事活動に参加するなどした後醍醐天皇の行動は、繰り返すべき前例ではないと、室町時代の公家は度々記している。義稙と後土御門天皇との間の連絡役だった三条西実隆も、日記で後醍醐時代の人事について「常識外れ」と批判している。義稙の進軍には、無理があった。

山代地域の神楽共演 岩国で10団体

2022/11/28 05:00
発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。
ヨミドクター yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。
OTEKOMACHI 「OTEKOMACHI(大手小町)」は読売新聞が運営する、働く女性を応援するサイトです。
idea market idea market(アイデア マーケット)」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。
美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。
紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸……

<22>神具の技術生かし新具

2022/11/28 05:00
 約700年前の南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に南朝を開いた際、天皇への献上物を載せるのに作られたのが始まりと伝わる。「それ以来、形が変わっていないとされています。今と同じ形の三宝を、後醍醐天皇も使っていたかもしれない」と吉谷さん。三宝を製造しているのは、下市、大淀両町で計4軒。これで国内の約8割を占めるという。
 使用しているのは、吉野檜(ひのき)。木目の線が端正で色つやがよく、色合いが美しい。さらに香りもよく、曲げても折れにくい。いいことずくめの材料だ。
 丸太から建築部材を抜いた端材を使用する。吉谷さんは「最近はやりのSDGs(持続可能な開発目標)を先取りした資源の有効活用です」と笑う。その板材を大きさに応じて切り分けるのが最初の作業。板に穴を開け、しならせるために約1時間、水に浸す。
 その後、最も重要な「挽(ひき)曲げ」。胴板に機械で溝を3~8本入れ、溝側に折り曲げていく。溝が深いと折れてしまい、浅いと曲がらない。0・5ミリを残して溝を入れる。四角い形に曲げて接着剤で接合して乾燥、表面を磨いて、天板と胴板を接合すれば完成となる。
 弁当箱などの曲げ物が、板材を煮沸して円形に曲げるのに対し、溝で角を付けて曲げるのが特徴。円形にはできないが、多角形を作ることが可能な技術だ。
 大学卒業後、3年半、会社員をしていたが、父親から「帰……