先に老いていく犬たち 最期まで飼う喜びと覚悟 考えさ…|犬好きなら激しく共感! 犬との大人げない意地の張り合…|ワンちゃん おむつ苦手? 広がるマナー 徐々に慣らして|他

先に老いていく犬たち 最期まで飼う喜びと覚悟、考えさせる2冊(sippo)

2019/11/29 11:46
 今年に入って「老犬」をテーマにした本が相次いで出版されました。5月に出た『おじいわんソーヤ』(講談社)と9月に出た『老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法』(KADOKAWA)の2冊です。両書とも老犬の写真を表紙にあしらっているのですが、その表情があまりに対照的で、人と犬との関係の両極性をまざまざと見せつけらます。
【写真特集】ぽてぽて散歩するおじいわん「ソーヤ」
 『おじいわんソーヤ』は、著者の東雲鈴音さんと16歳の老犬ソーヤ(本名は颯也)の日常を描いています。ソーヤは10歳の時、動物愛護団体から東雲さんのもとにやってきました。東雲さんは「最初に会ったとき、せつない雰囲気の犬だなあと思いました」と記します。
 老いていくソーヤの日々は、とてもいとおしいものです。ある電柱に残された「手紙」(ほかの犬のおしっこのにおい)を熱心に読む。強風にあおられて、尻餅をつく。畳の上でべったりと横たわって寝る姿を、東雲さんは「平泳ぎっぽく寝ている」と表現したかと思えば、よく眠っている様子に「最近は微動だにしないと不安になって少し揺すってみたりする」とつづります。
 この本を手がけた編集者の堀沢加奈さんは「味のあるかわいさ、一緒に暮らす楽しさとせつなさを通して、いろいろ伝えられることがあるのでは、と編集しました」といいます。

犬好きなら激しく共感! 犬との大人げない意地の張り合い/犬愛あふれる感涙エッセイ漫画『いとしのギー』④

2019/11/29 11:06
おおがさんちの二匹目・ギーは元野良の雑種犬。
人慣れしていないビビリな性格だけど、山育ちで筋肉モリモリ!
大きな音も、車も人間もみんな怖い!…だけどそんな姿も愛おしい。ギーと一緒に過ごすドタバタの毎日。
犬好きなら激しく共感! 犬との意地の張り合い…

ワンちゃん おむつ苦手? 広がるマナー、徐々に慣らして

2019/11/29 06:00
 「犬にペットおむつを着けて散歩をするが、便をうまく出せずに苦しそう。続けるべきか」。6歳のチワワを飼う佐賀県の女性(35)から取材班に悩みの声が寄せられた。公園や道路の「ふん害」防止などのため、マナーとして紙おむつの使用が広がっている。一方で、なかなか着用に慣れない犬もおり、対応に苦慮する飼い主もいるようだ。
 飼い犬のふんの処理を巡っては、福岡都市圏でも多くの自治体が関連条例を制定。適正に処理することを飼い主に求め、守らなかった場合、罰金が科されることもある。
 女性のチワワは、以前はおむつなしで散歩していた。ふんは持ち帰り、尿はペットボトルの水で流していた。だが「ふん、尿禁止」という貼り紙を公園や民家の壁などでよく目にするようになり、おむつで散歩するようになった。
 高齢や病気で介護が必要な犬に使われることが多かったおむつ。だが、最近ではペットを同伴できるカフェや宿泊施設、犬専用のショッピングカートが設置されている商業施設などもあり、犬が家族と共に外出する機会が増えた。室内で飼われる犬も増加し、外出先で周囲に配慮したり、部屋での粗相を防いだりする目的で、おむつの需要が高まっている。
 デザインも進化した。衛生用品製造販売のユニ・チャーム(東京)が2014年に洋服タイプのおむつを販売開始。他メーカーも追随し、機能性も改良される中で、製……

綱吉は、犬好きではなかった!?生類憐みの令から見る、綱吉の心の闇とは

2019/11/29 06:00
『「生類憐みの令」の真実』(草思社) 著者:仁科 邦男
「生類憐みの令」で知られる徳川五代将軍綱吉(つなよし)。近年、綱吉を「動物愛護の先駆者」「文治主義の礎を築いた名君」として再評価する動きがあり、テレビの歴史番組でも好意的に取り上げられていますが、人々を、虫を殺しただけ、生きた魚を捕っただけ、鳥を飼育しただけで牢獄に入れ、島流しにし、磔にさえした人物を、果たして「名君」と呼んでいいのでしょうか…?
仁科邦男氏の『「生類憐みの令」の真実』によれば、綱吉は名君などではなかったし、実は動物を愛してさえいなかった、とのこと。ここでは、同書より「はじめに」を抜粋・紹介します。
◆綱吉は愛犬家ではない
不思議なことに生類憐みの令からは個々の動物に対する愛情がほとんど感じられない。将軍になる前の二十七年間「右馬頭(うまのかみ)様」(松平右馬頭綱吉)と呼ばれ、娘「鶴姫」をこよなく愛した綱吉は、馬と鶴には特別な愛情をそそいでいたが、それ以外は犬でさえ特にかわいがった形跡がない。「見知らぬ犬でも食事を与えて養いなさい」と江戸の町に御触れを出したが、町の犬が城内への立ち入りを認められ、養われた記録はどこを探しても見つからない。綱吉の時代、江戸城に「御馬屋」はあっても「御犬小屋」はなかった。戸田茂睡(もすい)『御当代記』によると、山王権現(現日枝神社)に参……